
先日の、シソ投入時に、皮が破れた梅は取り出しました。
なので、赤く色づいてないし、土用干しもしてないのですが、
せっかくなので、sasaと次男のお弁当に入れてみました。
これがですねえ、とても美味しかった。
口に運ぶ前に、フルーティな梅の香りが漂うのですよ。
そして、果肉はふんわり柔らか♪
これは上出来です。
大変上機嫌で家に帰りまして、次男に「梅干し、美味しかったねえ」と言うと、
なんともビミョーな表情。
そして、なんと!こんなことを言われてしまったのです。
「なんか、ビチャビチャやった」
グワァーン!!!
あの優しい果肉のことを「ビチャビチャ」ですって?!
今までの硬い梅干しの方が好みらしいのです。
ショック!
今回の目的は、梅干し好き、夏の保存が心配な、次男の弁当用だったのに。
仕上がり直前にして凹む。
今年は、梅干しにもチャレンジしているのですけどね、
そろそろシソも投入しようかと買ってきましたの。
が、まずその前に、なんだか梅酢が濁ってまして、カビを疑いましたが
ネットで調べると、どうもカビではなくて、梅が破れるとこうなるらしい。
なので、一旦液を取り出し、コーヒーフィルターで濾して、
一度火を通し、冷ます。
で、シソに戻って、束から葉を取るのですが、これが意外に手間がかかる。
そもそも、ぱっと見、赤く見える葉っぱも、実は両面しっかり赤いものはほとんどなく、
半分以上が片面緑なのです。
でも、きれいに赤いものを使用した方が、綺麗な赤い色が出るということなので、
せっせと選別し、よく洗って、乾かして、塩もみをして梅の中に投入。
で、残った青みのある葉っぱはと言いますと、こちらはシソジュースに。

軽く煮込んで、まるでワインのような深い紅色になった液に
砂糖と酢を入れます。

なかなかいいお味のドリンクです。
で、さらに、エキスを出したシソの葉の絞りカスをどうするかというと、
乾燥させてふりかけに。
取っておくのも心配なので、刻んで、即、混ぜご飯にしました。
ということで、梅干しを作るにも、梅の準備だけでなく、
シソの下ごしらえ、残ったシソの葉でジュース、ふりかけの素
とやっていると、半日かかりました。
分量や色味、カビ対策など、やることも注意点もいっぱい。
完璧な仕上がりは諦めて、初めてなので、できれば上出来
ってことに気持ちを切り替えることにします。

ゼリー好きな長男のために作ろうと
フルーツ缶を買って来たけど、
缶切りがない〜!
当たり前のものがないもんだ。
ちなみに計量カップもなかった

調子にのって、今年は梅干しにまで手を出す。
これまで梅干しといえば、どこからかのいただきもの頼りだったのだけど、
高齢化が進んで入手が難しくなってきたし。
できれば、ちゃんと南高梅のふんわりした梅干しが食べたいし。
黄熟といわれる黄色くなった梅をお気に入りの八百屋さんでみつけ、
ちょうど実家に瓶があったから、
hiroさんに教えていただいたレシピで浸け込み中。
汁があがってこないと、無防備な梅のカビが心配だなあ。
さてどうなることでしょう。

前回は、シボシボになた梅をあっさり捨ててしまったのですが、
今回は、おススメ通りに梅ジャムにしました。
細かく刻んでお砂糖を加えてしばらく煮て保存瓶に。
ただねえ、これ、パンにはイマイチあわない。
次男もあっさり拒否。
何かに合う気がするんだけど、何だろう?
味はよいのですよ、かといって、マーマレードのようでもない。
で、右側はね、梅味噌にしてみました。
梅とみりんを入れてしばらく煮る。
こちらはきっと豚肉焼いて塗ったら良さそう♪
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