Category Archives: ミュージカル・お芝居

ちょこちょこ思うこと

○すっかり見逃した王子出演作ですが、
映画『横道世之介』のパンフレットを見た時に思ったんだけど、
上り調子の綾野剛くんって王子に似てない?
本来の顔はそうでもないんだけど、
前髪下ろしてポカンとしてる時の横顔がね。
『横道世之介』公式HPで見ても
綾野剛くんブログの横のバナーで見てもやっぱり似ている…。

○時間を間違えて公演中止になった田島優成くん。
『じゃじゃ馬馴らし』で山本裕典くんよりずっと上手だったと記憶しています。
こちらも、今上り坂の役者さんなのでしょうね。
とても反省しているだろうに、役柄上、金髪なので
真剣に見えないのがお気の毒。
そこまで落ち込まなくてもいいよ、と思ったり、
でも、もしはるばる遠征で来ていたとしたら、
寝坊で公演中止は勘弁してよ〜と思ったり。

『マシーン日記』

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■日時:2013年4月21日(日)13:00 上演時間2時間(休憩無し)
■会場:北九州芸術劇場 D列14
■作・演出:松尾スズキ
■出演:鈴木杏、少路勇介、オクイシュージ、峯村リエ

大人計画みたことないので、初の松尾スズキ作品。
以前、王子も出てみたいと言ってましたね。
どんな世界なんだろうと思ってたら、
なんともエキセントリックな狂気でした。

4人とも狂っています。
愛の世界と書いてあったのですが、
どこにも共感できない。
他の方のレビューを読んでも、理解とかそういうものではないらしい。
面白いのは確かだったのです。
オープニングから暴走して目が離せませんでした。
端々に笑いの要素も含まれています。
こんなに救いがないのに面白いというのも不思議なもんです。
で、当然、観終わった後の後味も悪い。

ナイロンの峯村さんの存在感と
棒読みのようでいて説得力のある台詞が目当てでした。
初演は片桐はいりさんだったとのこと。
あの超越したキャラクターを、観客に有無を言わさず演じるのは
相当なプレッシャーだったでしょう。
男性陣も阿部サダヲさんと松尾さんが演じていたそうです。
ハイレベルなキャストだったんですね。

峯村さんがロボットコスチュームで登場した時に
オズの魔法使いがよぎったのですが、
実際、その後、ライオン、かかしと続いて
杏ちゃんは憧れの主役ドロシーというオチもついてました。

カテコには松尾さんも登場。
地元での公演を喜んでいらっしゃいました。

気になる公演情報☆

あることは知っていたけど、
もしかして観られるかも?
北九州芸術劇場 NODA・MAP 第18回公演 「MIWA」。

ご出演は
宮沢りえ、瑛太、井上真央、小出恵介、浦井健治、青木さやか、
池田成志、野田秀樹、古田新太
凄過ぎませんか?
まったく〜北九州はどうしてこんな素敵な公演が多いのでしょう?

『THE BEE』が衝撃的だった野田秀樹×宮沢りえに加え、
成志さん、古田さん、そしてここにひょっこり浦井くんというのも面白い!

公演日は12月ですけど、楽しみです♪
なんとしてもゲットいたしやしょう。

BIG NEWS☆

いくら好きでも、普段あまり情報探しの旅に出ないsasaに
お友達がこんなBig newsを教えてくれました。
まったく、持つべきものは友達ナリ。

☆蔡暁強ダンスライブ2013@5/4芦屋ルナホール

なんだ〜!これは!!!
CSBでは一切告知されてない。
さらには2011年にも同じく公演があっている。

girlsたちの振付けも、あ〜シャオチャン色満載♪

5/4ですか・・・GWですか・・・
どうしましょう・・・

音楽劇『ボーン・ソングズ』

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■日時:2013年3月22日(金)19:00
■会場:西鉄ホール
■出演:菜月チョビ 丸尾丸一郎 オレノグラフィティ ほか

とあるご縁で観て来ました。
「劇団鹿殺し」の音楽劇。
劇団名がインパクトありすぎでちょっと前から気になっていたのです。

内容としては、博多座やキャナルシティで観る演目とは違って
演劇ってこんなものなのねえ。
夢の世界ではなく、普通の人に近いものを感じます。

ドタバタやるのには慣れてなくて戸惑いましたが、
実は緻密に作られている。
演出は細かいですねえ。
みなさん踊れるし。

テーマもちょっとダークです。
人間の内面から出て来る叫びのような。

座長のチョビさんは福岡・飯塚出身。
小柄なのにとてもパワフル。
ハスキーボイスが憂いも含んでいます。
公演後「故郷に錦を」トークショーもありました。
終了後には自分たちでグッズを販売するキャストたち。
そうだよね、地元のバンドとかも
アンコール終わってすぐ出て来てCD売るもんね。
博多座の世界はほんの一部のものであって、
エンタメの世界は普通こうやって成立してるんだ。