2013年8月「レ・ミゼラブル」博多座上演決定!
新キャスト、新演出ですね。
これまたキャストスケジュールとにらめっこになるのは必至。
一番観たいのは禅さんジャベール&上原くんアンジョ。
この作品、王子的役がないのが残念なところ。
もう少ししたら、きっとジャベールいけるよね。
「新キャスト、近日発表!」
近日っていつでしょうね?
2013年8月「レ・ミゼラブル」博多座上演決定!
新キャスト、新演出ですね。
これまたキャストスケジュールとにらめっこになるのは必至。
一番観たいのは禅さんジャベール&上原くんアンジョ。
この作品、王子的役がないのが残念なところ。
もう少ししたら、きっとジャベールいけるよね。
「新キャスト、近日発表!」
近日っていつでしょうね?
◆日時:2012年6月9日(土)13:00 ※上演時間75分
◆会場:北九州芸術劇場
◆出演:宮沢りえ、池田成志、近藤良平、野田秀樹
もう20年前くらいに観た「夢の遊眠社」、全くわからなかった。
でも今回は、衝撃的で面白く、それでいて、とても後味が悪い。
一番感動したのは、宮沢りえちゃんの美しさ、特に脚!
オープニングのシャツ&パンツスタイルからキュッと上がったヒップラインに見とれる。
その後、役が変わり、太ももから生脚が出る衣装で、そのまま横になるシーンが多い。
腰のラインから、長い長い脚にかけて、同性であっても触りたくなる。
お顔の美しさは言うまでもなくね。
こんなにきれいなものを愛でられただけでもありがたや。
その上、ただの美しいだけではないの。
動きはしなやかな猫のようで、速い動きの反応もよく、
凄みのある台詞も、無言で無表情で恐怖に従う姿もこれまた色っぽい。
マイクなしの生声?だったように思うけど、滑舌もよく、台詞もきれい。
お話は「普通」なサラリーマン・井戸が、いつものように帰宅しょうとすると、
自分の家に、妻と息子を人質に脱獄犯が立てこもっている。
警察も群がるメディアも助けになりそうにはなく、
井戸は、犯人の妻に説得を頼みに行くが、拒否され、
逆に自分も脱獄犯の家で立てこもる。
そして、井戸と脱獄犯の間で、人質を使った残忍な応酬が繰り返されていくのです。
普通と狂気というのは、対極に位置するのではなく、案外近しいものなのか
人というのはあまりの暴力や恐怖には、慣れ、思考を失うものなのか、
と不安になる。
「狂っちゃダメだよ」とか「恐怖には闘え!」がテーマではなく、
人というのは、そんな怖い生き物なのだよということを示したかったのか。
舞台はシンプルで、大きく広げられた紙がいろんな役割を果たす。
知性を感じさせるものだった。
観終わった後は、気持ち悪い〜!が正直な感想。
それでも観て良かったと思う。
野田さんの柔軟性と機敏な動きも素晴らしかったけど、
やはり宮沢りえちゃんに拍手☆
博多座からのメルマガが届いて、
『エリザベート』アフタートークショー開催決定!
いつかなあ?
ぬぁ〜んと!
sasaの観劇予定の12日夜公演ではないですか!
ラッキー☆
登壇者は、春野寿美礼さん、石丸幹二さん、石川禅さん。
禅さんがいる〜♪
そうそう、この日は春野エリザ×石丸トートで観たくて決めたのよ。
禅フランツはsasaの中で不動だしね。
トークショーって、昼公演のみの日の公演終了後が多くないですか?
今回は昼夜公演日の夜公演終了後。
平日の夜公演はチケットの売れ行きもイマイチだけど、
この日は特にってことかなあ。
まあ、そんなことはよいわ。
転がり込んで来たお楽しみ☆嬉しいな♪
昨日再放送があっていたBSプレミアムのドキュメンタリー番組。
きっと『ロミジュリ』前に本放送があったんだろうね。
所属する事務所の仲間たちとの様子から
後半は『ロミジュリ』の稽古が紹介されていました。
イタリアのオリンピコ劇場を訪れ、
そこでいきなり、シェイクスピアの長台詞を渡される。
言葉は難しいし、意味もよくわからないしで、
最初モゾモゾ言ってたけど、結局3ページの台詞を30分で覚え、
舞台の上を歩き回りながら、早々とロミオになってしまった。
途中でつまずくことも噛むこともなく言葉がきれい。
ドラマでしか観たことなかったけど、
本番はさぞや美しいロミオだったことでしょう。
◆日時:2012年6月2日(土)13:00
◆会場:北九州芸術劇場
◆出演:犬山イヌコ、峯村リエ
みのすけ、大倉孝二、松永玲子、村岡希美、長田奈麻、廣川三憲、安澤千草、
藤田秀世、水野小論、猪俣三四郎、小園茉奈、木乃江祐希、伊与勢我無
〈客演〉萩原聖人、近藤フク、田島ゆみか、山西惇
ここのところ一番のお気に入りのナイロン。
3時間20分の長丁場。
集中力が途切れることも飽きることもありませんでした。
お話はティルダとコナの友情を12歳から孫の代まで描いています。
その中には小さな秘密がたくさん仕掛けられていて、
その時点では小さかったことが、後では大きくなったり全く忘れられていたり。
時間を後戻りしたり、先へ行ったり揺られに揺られながら綴られていきます。
主演のお二人が圧倒的ですからね。
犬山さんはあの通りの個性的なキャラですが、今回はそれを封印して
真面目な役どころ。
それでも、端々におかしみを覗かせています。
峯村さんも一見棒読みのようでありながら揺るぎない存在感。
大倉さんはいつものように反則技で面白い。
村岡さんもエスカレートの度合いが絶品です。
いろんな試みがされていて、
*空間的には、居間と庭が同じ空間に配され、
登場人物がその間を行き来しながらお話がすすみます。
しばらく見ていると観客も頭の中が整理されてきます。
*時間的には、2人が12歳の時から始まり、結婚後になったり、
孫の世代になったり、またまた12歳に戻ったり。
*認識的には、登場人物だけが知っている段階、観客にもだんだんわかってくる段階、
登場人物は知らないけど観客にはわかっている段階も行ったり来たり。
おかげで、一緒に時間と空間を移動させられ、ちょっと頭がクラクラ。
この試み、観客に対しても結構な想像力を強います。
で、結局sasaはナイロンの何が気に入っているのか考えてみると、
センスの良さと繊細さだと思う。
映像の使い方も「予算なくてセット作れないから」という理由ではなくて
セットの上にさらに深みや雰囲気を出すために使用。
オープニングの劇的な使い方も楽しい。
そして
「自分でもイヤになるくらい微妙なラインを狙っています(笑)」
という公演パンフのケラのコメントの通り、
重くもなく軽くもなく、はっきりしているようでぼんやりもしてて
その微妙さがなんともソソラれるのです。
公演チラシのケラからのメッセージ
「覚悟していただきたい。全力を尽くす」。
この複雑でデリケートな作品を、
どんなに心を砕いて作ったのかがよく伝わります。
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