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2015エンタメ回想

年末恒例の振り返り。
今年のsasaの観劇ラインナップは

<ミュージカル&演劇>

*シルク・ド・ソレイユ『オーヴォ』:相変わらずの美しさ
*NODA・MAP 第19回公演「エッグ」:相変わらずの難解さ
*シス・カンパニー公演『草枕』:キョンキョンを最前ど真ん中で
*『GQ2015 GABBY』(東京公演2回、福岡公演2回):愛するGQが帰って来ました
*帝劇『エリザベート』:目に耳にうっとり
*春風亭昇太イムズ寄席:早い若い昇太さん。でも、年上でした
*博多座『レ・ミゼラブル』3回:田村マリウスさいこーです。
*舞台『ドリアン・グレイの肖像』:う~ん、雑。
*7seconds~決断の瞬間まであと7秒:藤岡くんの歌声圧倒的
*柳亭市馬独演会:艶がある男っぽさ
*KERA・MAP #006「グッドバイ」:お話がすごく面白かった。
*バットシェバ舞踊団「DECADANCE – デカダンス」:イスラエルらしいダンス
*帝劇『ダンス・オブ・ヴァンパイア』:大好きヴァンパイア
*『レ・ミゼラブル』@ロンドン:繊細さは日本の方がよいなあ
*『ビリー・エリオット』@ロンドン:ビリーのダンスと存在感にシビレます
*大植真太郎×森山未來×平原慎太郎「談ス」:試みに溢れたダンス

 

<映画>

*ビリー・エリオットミュージカルライブ/リトル・ダンサー
*イミテーションゲーム
*トラッシュ! -この街が輝く日まで-
*アメリカンスナイパー
*博士と彼女のセオリー

*おみおくりの作法

*フォックス・キャッチャー

*セッション
*フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
*ゲキ×シネ『蒼の乱』

*アリスのままで
*PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~
*エベレスト

*キングスマン
*サンローラン
*ブラックスキャンダル

 

確実に減ってるとは思ってたけど、
映画はともかく、観劇はそこそこ行けてますね。

 

それでは年末恒例

2015年度sasa的No.1発表!
ジャカジャカジャカジャカジャ〜ン!

 

ミュージカル&演劇部門No.1は…

 

『エリザベート』
です!

 

これは、とっくに決まってましたね。
大差をつけての圧勝です。
満を持してとしか言いようがない。
新年の博多座公演が激戦になること必至。

 

そして、映画部門No.1は…
『博士と彼女のセオリー』です。

 

こちらは愛するマリウス エディ・レッドメイン主演。
もはやホーキング博士にしか見えない熱演でした。
ずっと支えてくれた奥さんをあっさり切り捨てるのも、
彼女の幸せを願ってだったと思いたい。
今年は鑑賞数は少ないながらも、特に最初の5本はどれも良かった。

 

来年はさらに数が減るのは間違いないのですが、
シャオチャンと王子は引き続き追います。
でも、ナイロンも必須だし、未來くんも観たいし…。

 

来年も素敵な出会いがありますように。

それではみなさま、良いお年をお迎えください。

映画『キングスマン』


代休たまってますので、午後お休みいただきました。
ずっと観たかったコリン・ファース『キングスマン』。

高級テーラーが実はスパイ機関だった。
そしてブリティッシュスタイルのコリンはこれがもう素晴らしくカッコよい!
背格好といい、肩幅といい、スーツを着るために生まれた?
というか、あの体型維持には実は絶対努力してるはず。
肩や背中のラインに全く年齢を感じさせない。

お話の方は、意外にグロくて、R15指定の意味にも納得。
命についてはもう少し大事に扱ってほしかったな。
スパイ映画とはこういうものなのか。

映像の加工もあるんだろうけど、コリンのアクションはキレッキレ☆
「この歳でアクションだなんてさあ、もともとスポーツやってたわけでもないし」
なんてインタビューで答えてたけど、いえいえめちゃカッコよかったです。

ロンドンの街並みは、あ~好きな雰囲気だし、
武器が傘や靴だったりするのもチャーミング。

コリンの跡を継ぐエグジーも新人役者さんということですが、
最初のチンピラ風から紳士に成長する様はいい感じでした。

コリン目当ての女子ばかりかと思ったら、
場内は男性陣の方が多かった。
この映画はオシャレなイギリス映画というより
アクション映画っていうカテゴリーなのね。

映画『アリスのままで』


滑り込みで観ることができました。
代休が貯まってるので、レディースデイに半日休暇とったのだ。

50歳のアリスが若年性アルツハイマーになるお話です。
※以下、若干ネタバレあり。

いやあ、共感しまくりで泣き通し。

社会的に認められる仕事人であり、愛される妻であり、
子どもたちは順調に育っている。
誰が見ても羨む状況のアリスに異変が現れ、宣告を受ける。

これが遺伝性であることも大きく胸が痛む。
遺伝する確率は50%で、長女は陽性、長男は陰性、次女は検査を拒否。
長女の結果を知って「ごめんなさい」と泣き崩れるアリス。
アリスのせいでもないのにね。
でも、親ならこう言ってしまうよね。

それと、アリスが言語学者ってのもつらいところ。
これまで積み上げてきた、大事な言葉が
どんどん抜け落ちていくという辛さ。

終始いい子ちゃんで双子まで産んじゃう長女とか
「絶対に離れない」とか言いながら、仕事をとる旦那とか
突っ込みどころはいろいろあるのだけど、
それもこれもジュリアンの熱演で吹っ飛びます。

バリバリ仕事こなす姿も、
異変に気付く戸惑いも
「忘れたって仕方ないじゃない、アルツハイマーなんだから」
という、かつてだったらあり得ない八つ当たりも
病人の立場からの凛としたスピーチも
記憶がどんどん落ちていく哀れさも、
全て説得力がある。
そして美しい。
元気で華やかな時も、抜け殻のように朽ちていく時も
どちらも美しいのです。

エディといい、アカデミー賞受賞者は圧巻です。

映画『セッション』

  

昨日のバトルであまりに頭に来たので、
今日は午前中に必須の仕事を済ませ、
この5週間休日出勤してる分の代休を取ることにしました。

バトル相手は今日で最終日だったのですが、
顔も見たくないし、引き継ぎはズサンだし、
もう引き継ぐというよりは、sasaオリジナルでやっていこうと決めたのです。

で、ずっと観たかった『セッション』やっと観てきました。
アカデミー賞助演男優賞ほかを受賞してる作品です。

トップの音楽学校に入学した1年生のドラマー・ニーマンが
カリスマ教師・フレッチャーの指導を受け、高みを目指すうちに
狂気の道を進んでいくお話。

アクションでもホラーでもサスペンスでもない
音楽の話なのに、ピリピリの緊張感で手に汗握る2時間。

※あ、ここからネタバレ入ります※
カリスマ教師の指導の怖さがポイントなのですが
甘い声で囁くことがあるものの、それは恐怖の前哨戦で、
どれも本気か演技かわからない。
何回も叩かせて「遅い!」「早い!」「ふざけるな!」
「今のは遅いのか?早いのか?」
あまりの恐怖で、当てずっぽうで答える生徒。
ここ、素人にはもちろん全く違いがわかりません。

この煽りで、血だらけになるまで練習し、
音楽で一流になることだけが人間の価値となり、
家族に暴言を吐き、彼女を捨て、頭から血を流しながらもスティックを握る…。

ラストは長い長いドラムソロが続きます。
台詞なし。
ここが、フレッチャーの煽りか報復かで解釈は分かれるようですが、
sasaとしては、フレッチャーの表情を観る限り、制作側の意図は
当初の目的はやはり報復だったではないかと思うのです。

それが、ニーマンのドラムを観て聴くうちに
復讐心よりも本来の音楽を愛する心が勝ったのではないかと。

ご覧になった方、いかがお考えでしょうか?

dTV

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Docomoに乗り換えまして、最初の1か月は有料オプションが
強制的に無料でついてきます。
これ、1か月後に解約忘れると大出費!となるので注意!

で、せっかくなので、利用してみると、
dマガジンにはほとんどの女性誌が入ってるし、
dTVも、面白そうなラインナップ。

早速いくつか観ちゃいました。
★内田けんじ作品の『運命じゃない人』
『鍵泥棒のメソッド』の内田けんじ作品です。
さすがにプロットが素晴らしいです。
★『舟を編む』
女料理人の宮崎あおいちゃんの凛とした姿が美しい。
黒木華ちゃんも、やっぱり役の幅が広いよねえ。
★ジョニー・デップ『妹の恋人』
ジョニデ若い!可愛い♪
テーマソングのプロクレイマーズ「500マイルズ」いいなあ。

3本ともとても良かったです♪

スマホの小ちゃな画面で見るのはちょっとつらい。
1本ずつしかダウンロードできないので、
視聴してからってわけにはいかない。
のがネックかな。

1か月は楽しもうっと。