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映画『ソルト』

期末テストも終わったし、昨日は実力テストも受けてみたし、
終わったぞ〜!ということで、
今日は子どもたちと一緒に、映画『ソルト』へ。
ソラリアシネマの再映で、メルマガ会員600円なのです。
それでももちろんDVD出てから観た方が格段に安いわけですが、
エンタメ好きとしては、劇場や映画館に行くワクワク感というのは
子どもにとっても大事だと思っているのですよ。
それも、もう小学生高学年と中学生なので、
できれば子ども用ではなく、
大人のエンターテイメント作品を楽しんで欲しい。

チケット売り場で「アクションとバイオレンスすごいですけど、
お子様大丈夫ですか?」って言われてちょっと不安になったけど、
ま、大丈夫でしょ。

アンジェリーナ・ジョリー主演のスパイ映画です。
こういう撃ち合いとかカーチェイスものって、ササ好んで観ませんが、
やはり主役がアンジーともなると、ビジュアル的に楽しめます。
颯爽と歩く姿だけでもカッコいいし、
あの歳であんなアスリートの走り方はできないと思う。

ストーリーも、ソルトがロシア側に見えたり、アメリカ側に見えたり
真意はどっちなんだ〜!と軽く混乱したけど、
エンディングはそれなりに納得できる内容。
決意を固めた時期がちょっと不安定なので、
既に観た方と話してみようと思う。

男の子はやっぱりこういうアクションもの大好き。
ササもアンジーのおかげで楽しめたので、
なかなか上手いことできてるなあと思ったのでした。

映画『ウエストサイド物語』

takiちゃんとhiroさんが帝劇『M!』をご観劇なのに対抗して?
ササはミュージカル映画『W!』を観に行ったぞ〜。

東宝シネマの企画「何度見てもすごい50本」
この1週間の上映作品が「ウエストサイド物語」で、
ずっと前から楽しみにしていたのです。

ササ、小学生の時、テレビで放送されてたのを観てかなりの衝撃。
ジョージ・チャキリスのキレのあるダンスに、
子どもながら魅了されたのでした。
やっぱりササにはミュージカルファンの素質があったのかもね。

劇団四季の舞台も観たかったけどタイミングがあわず、
DVDよりは大きなスクリーンで観たいなと思って。

さすがに名作。
マンボもフラメンコ的なダンスもイカしてます。
歌詞もすごい韻のふみ方なので、もうちょっと理解力があれば
もっと楽しいだろうなあ。

王子のCDに入っている『マリア』も、
ただひたすら「マリア、マリア〜♪」
と熱に浮かされたように歌い続ける
その恋する若者の浮かれっぷりがいいよね。
王子は個人的にマリア(ナタリーウッド)のお顔が好きらしいし。
ササはかっこいいアニタが好きだなあ。

ラストは「ロミジュリ」ベースの悲劇だから、
客席のあちこちからすすり泣きが聞こえてきました。
客席はササより年輩の方ばかり。ご夫婦連れも多かった。
みなさん青春時代の思い出の映画なんでしょうね。

映画『告白』

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実はここのところ、隙あらばといくつか映画観ております。
『告白』は以前、本についての記事を書いたことがありますが、
とても面白かったので、是非映画も観たいと思っていました。
松たか子さんが森口先生役をどう演じるのかも気になる。

小説と映画、両方を追うのはありだと思うけど、
このお話については、最初の衝撃があまりにも強いので、
後者となる方はつらいかなあ。
ササ個人としては小説から先に入り、
凡人には予想できない展開に目をまわしながら読んだので、
その内容を知った上で、冷静に観てしまった映画は
かなり印象の弱いものとなってしまいました。
映画での出来が悪いとかそんなことではなく、
これはあくまで順番の問題。

とはいえ、小説の結末も既にうろ覚えで、
最後ってこんなにリアルな復讐だったっけ?
会社で同僚たちに確認したところ、
リアルそうな復讐シーンも実は現実か幻想かわからない
というのが一般的解釈らしい。

それにしても、美しい俳優さん勢揃いでしたね。
松たか子さんも、木村佳乃さんも好きだし、生徒役の子たちもきれい。
ピントずれまくりのウェルテルは、この俳優さん誰だっけ?
と思いながらずーっと観ていて、エンドロールで岡田将生くんだと判明。
え〜!『重力ピエロ』で観た、儚く美しい岡田くんが大好きなだけに、
このおまぬけ役、あんまりじゃない?

そして、映画ポスターの松たか子さん、怖い。
こんな怖い顔をどアップにされてもどっしりと構えている松さんは
役者根性と度量が大きい方なんでしょうね。

映画『シャッターアイランド』

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昨日は、長男の部活が珍しく早めに終わったので、
次男と3人で『シャッターアイランド』観てきました。
もともと正規の公開の時に観たかったのですがなかなかタイミングがあわず、
そうこうするうちにソラリアシネマでの再映となったのです。
再映料金なので3人で観ても1900円、大変助かりまする。

精神を病んだ犯罪者の収容施設、シャッター アイランド。
厳しい監視の中、一人の女性患者が失踪する。
その捜査のために、連邦保安官のテディ(レオナルド・ディカプリオ)が
島にのりこみ、謎の究明に挑むお話です。

レビューの評判がかなり悪かったので期待しないのが良かったのか、
ササと長男は意外にしっかり楽しめました。
(次男にはちと難しかったようです。)
展開がテンポ良く、ずっとスリル溢れるままにお話が進みます。
残酷シーンは多いです。ほんとは子供にはあまり良くないかも。

ストーリーは、意外とわかりやすかったものの、
現実と回想と妄想が折り重なるように交錯するので、
結局のところ真実は、妄想だったのか、妄想という妄想だったのか、
よーく考えると迷宮に陥りそうになります。

謎解きのヒントが画面に散りばめられている、
謎解き参加型映画、という噂を聞いていたので、
わくわくしながら観ましたが、
それについては全くわからず。
実はチェックポイント満載だったのでしょうね。

レオ様はすっかりおじさんになりましたねえ。
初見のミシェル・ウィリアムズ、かわいかったぁ。

再映価格だったからでしょう、客席、満席でした。

映画『おのぼり物語』

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さて、映画『おのぼり物語』自体についても書かなきゃね。
実はササ、今日もまた観に行ったのです。
というのも、実は昨日は映像トラブル多発で上映が何度も中断し、
挙げ句になんとエンディングも観られず、
王子に会えてご機嫌だった観客からも軽くブーイングが出て
リピートOKのサービスが出たのでした。
なんか消化不良の気分だったので、今日無理矢理リピ鑑賞。

王子が昨日うっかり失言した
「たいした映画ではありません」は確かです。
映像も家庭用ビデオみたいな感じでブレブレだし、
凝った仕掛けや大事件もなく、
王子自身も全力投球した渾身の作品ではないと思う。

でも、その分、観る側もかなりリラックスして自然に楽しむことができますよ。
舞台の時は役者さんの本気度合いも伝わってくるから
こっちも全力で観てどど〜っと疲れちゃうでしょ?
そんな気遣いとエネルギーは不要です。

そして実際、ストーリーは気をてらったところがなく、
泣かせようという姑息さもなく、
グッとはくるけど、ウルウルとならないさじ加減が結構好きでした。
生きていくって、そんなに何でもうまくいかないし、
ドラマみたいな大事件も起きないし、
日々の日常の積み重ねですもんね。
その中で、本人なりに悩み、悲しみ、怒り、喜び、進んでいくわけですから。

役者さんも大人気キャストってわけじゃないのに、
それぞれなかなかの味わい深い。
まあ、八島智人さんは際立ってますが、
お父さん役のゴンチチ松村さんも初演技とは思えない、味のあるお父さん。
相手役?の肘井美佳ちゃんもすごく良かった。
見栄っ張りで嘘つきの同級生役なのですが、
ちょっと性格悪い役なのに、とても愛らしい。
はっきりした目鼻立ちで表情にインパクトがあるし、
台詞もズボッズボッと体当たりで入ってきます。
なかなか気になる女優さんですねえ。

どうしてこのお話を映画化したのか、
どうして王子がこの役を演じたのか、
は結局よくわかりません。
歌も踊りもないし、冴えない役だし、王子との接点といえば
「おのぼり」であること、アーティストであること、かな。
王子ファン以外が観る理由は考えられないかも。

でも、全編ほとんどず〜っと出てるので、
王子が観られる☆という理由だけでファンには十分かな。
実際、ササは二日連続で観ても楽しめましたから。
自転車に乗るシーンが何度か出てくるのですが、
なかなか良いですよ♪
王子ってこういう風に自転車こぐのね、とか
彼女とこんな風に2人乗りするのかな、な〜んて想像したりして。

王子ファンなら観て損はなし!