Category Archives: 映画・dvd

2019年☆エンタメ回想

今年も大晦日を迎えましたので
恒例のエンタメ回想させていただきます。

観劇部門はこうやって見ると今年も結構行ってます。
ミュージカルが減り、ジャンルの幅が広がってます。
新しいお楽しみを掘り起こし始めてます。

映画はボラプに始まりボラプに終わった2019年。
全体的に音楽ものばかりのラインナップとなりました。

また、今年はトクベツに番外編で音楽部門も作ってみました。
あまりにも好きなものがみつかってしまったので。

ではまず映画部門から
*映画『ボヘミアンラプソディー』11回
*映画「メリー・ポピンズ リターンズ」
*映画『アラジン』(字幕版)
*映画『アラジン』(吹替え版)
*映画『ロケットマン』
*映画『ライオンキング』
*映画『イエスタデイ』
*『ボーダー二つの世界』
*『さらば青春の光』

番外編で音楽部門
*THE COLLECTORS TOUR 2019 “YOUNG MAN ROCK”
*星野源DOME TOUR 2019『POP VIRUS』
*JAPAN JAM 2019
*及川光博 PURPLE DIAMOND TOUR ミッチー
*ハッピードリームサーカス
*GOD SAVE THE QUEEN
*TOMOVSKY
*QUEENESS LIVE

次に観劇部門から。
*第5回みゅーじあむ寄席『林家きく麿 月亭方正 二人会』
*万能グローブガラパゴスダイナモス第25回公演『溺れるクジラ』
*ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
*JOVIJOVA LIVE 「LET’S GO SIX MONKEYS」
*ミュージカル「笑う男」
*夜のヨーロッパ企画
*万能グローブガラパゴスダイナモス『ナイス・コントロール』
*森山開次『NINJA』
*こまつ座公演『木の上の軍隊』
*ギンギラ太陽’S『路線なき戦い2019年版』←レポ書き忘れ
*シアターコクーン『美しく青く』
*ダンス公演『QUIZ』2回
*博多座『レ・ミゼラブル』5回
*高橋大輔トークショー
*彼方の部屋←レポ書けず
*ヨーロッパ企画第39回公演「ギョエー! 旧校舎の77不思議」
*ギンギラ太陽’S『天神ビッグ!バン!バン!バン!「そしてソラリアは残った…」』
*PARCOプロデュース2019「人形の家 PART2」
*ヒカリノオト『反射する惑星』
*シス・カンパニー『死と乙女』
*神田松之丞「講談漫遊記」
*舞台『カリギュラ』
*文学座「牡丹灯籠」
*「ドクター・ホフマンのサナトリウム ~カフカ第4の長編~」
*M1決勝戦ライブビューイング@なんば花月

では、2019年度sasa的No.1発表です!

【映画部門】は

☆『イエスタディ』

どこが好きだったかって、
秘密を暴かれそうになった時の
なんとも幸せな終結。
こんなハッピーな収め方があるんだって。

【番外編】は

トモフとの出会いです。
おチャラけているようで確信をついてくるトモフ哲学。
30年愛のコレクターズ以外に初めてみつけた好きなミュージシャン。
これからは愛と力をトモフに注入していきたいと思います。

【観劇部門】は
これはもう完敗です。

☆KERA・MAP#009 『キネマと恋人』

これと『サナトリウム』で迷うほどのケラの才能に乾杯!
緒川たまきさんとのパートナーぶり、リストペクト関係があってこその
偉大なる作品。
おかしくって切なくて泣ける。
sasaはコメディ的要素が好きなんだと改めて実感。

子どもたちには確実にお金かかります。
なので、年明けは天ラプもキレイも控えました。
シャオチャンとの出会いの『V』だけはなんとか。

大劇場でなくても地道にやってる楽しいものがたくさんあることに気づき
それを探し求める旅を発信していきたいと思っています。

ササメモにお越しくださったみなさまありがとうございました。
2020年も引き続きどうぞよろしくお願いします。

みなさまよいお年を。

映画『ボヘミアンラプソディー』14回目@塚口サンサン劇場


sasaの記憶が確かならば14回目のボラプ。
塚口らしく年末に応援上映やってくれました。
それもsasaがちょうど大阪入りの日だなんて
自分でも強運だと思う。

チケット取りはお友達にお願いしましたが、
もう1年以上経つのでファンの熱も落ち着き
チケットは完売まで数日かかりました。

地下一階の待合室にはセットが用意され

今回も前説後説あり。

妙なかけ声出す名物ファンもいて
東京だとファン同士でマナーのトラブルがあるようですが
塚口のファンは寛容。
尖がることなくみんなで楽しみ盛り上がる。

何度見てもライブエイドシーンは泣けます。
ここまで来たら15回行きたい。

映画『さらば青春の光』

金曜日仕事帰りにレイトショー。
60年代の「怒れる若者たち」を描いた映画。

愛するコレクターズが
「この映画が無かったら
コレクターズは生まれてなかった」とまで言うし。

モッズに浮かれてドラッグに溺れ
薬を求めて薬局に盗みに入る。
仕事はテキトー。
なんだかいつもイラついてる。

40年前の映画ですので、
世代が全く違う。
主人公ジミーが自分の部屋に戻る
→スマホをいじる
というイメージがあまりにも固定化されてて
あ~そうだ、スマホないんだ!って。

ドラッグも禁止されてるとはいえ、
あっさり手に入ってるし。

などなどで、文化の違いについていけずキョトンとしてた。

が、後半、そんな苛立ちが大人になると通用しない、
そのまま生きていけるわけではないことが
だんだんとわかってくるけど認めたくもない。
そんなセイシュンのほろ苦さを味わったわ。
名作と言われるのは納得。

でも一番の驚きは、途中からどう見てもオーラ全開の
端正な顔立ちの長身の金髪さんが現れるのよ。
どうみてもこれはスティング!
モッズクループのスター役。
スクーターはミラーやライトでカスタム、
クラブではセンターで踊りまくる。

このダンスが今とは全く違ったスタイルだから
正直ちょっと変。
どうもスティング、ダンスは得意でないらしい。

モッズコート&スクーターのモッズと
皮ジャン&バイクのロッカーが対立。
まるでウエストサイドストーリーのように喧嘩。

その全てでスティングはモッズのリーダーで憧れ。

が、仕事も辞め、家から追い出されたジミーが
再びよき思い出のブライトンに戻ったところ…。

憧れのスティングは客の荷物運びをする
ただの使用人ベルボーイ。
なんだよ~!全然かっこよくねえじゃないか!

が、これが現実です。
馬鹿やっても日常はじっと耐えて不本意なことでもやって
生活するのが大人。

苛立ちながらもその現実を突きつけられ
どうしてよいかわからない。

あとねえ、こんなダメ息子でも、
親はまっとうに生きてて
もちろんドラッグにも仕事を不真面目なことにも
厳しく怒るけど子どもは聴く耳なし。
これは昔だからとか英国だからとかはなくて
古今万国共通です。

もひとつ、ブライトンの断崖の美しいこと!
行ったことのない行きたいところが
まだまだいくらでもあるなあ。

Queeness Live

■日時:2019年11月4日(月・祝)
■会場:ゲイツ7

日本人のクイーンコピーバンドQueeness。
世界的コピーバンドGod save the queen
を見てしまった後なので、
期待はしないように。

ライブ会場のゲイツ7も初めてでして、
入場すると、イスとテーブルが並んでて
みなさん歓談しながらビールとか軽食とか。

う~ん、この雰囲気、お一人様にはキツイなあ。
ボラプオフ会のお仲間で参加してる風のグループとか
盛り上がってるし。
ボラプ前からも普通にツアーで来られていたようですが、
常連さんいるのかなあ。

さて、開演すると、フレディえとうさん、ぽっちゃり
というかおデブさん。
お腹ぽよよ~んって出てます。
声量はとてもあるし上手だけど、しばしば声が途切れます。
確か他のお仕事が本職なのでコンディション整えるの大変なのかな。
他のメンバーはキャラを似せる気はないようで素の姿です。

いざ始まってみると、歌が上手なので、楽しい。
ボラプファンもきっと多いけど、
みなさんクイーンの歌が好きで集まってるので、
愛があります。

ボラプの曲なら合唱できるけど、
それ以外だとフレディが誘ってくれても
あんまり盛り上がらない。

後半はラブエイド完コピで盛り上がる。
Bohemian Rhapsody
Radio Ga Ga
Hammer to Fall
Crazy Little Thing Called Love
We Will Rock You
We Are The Champions

これで終わりかと思ったら、
アンコールで何故か
「テヲトリアッテ」

ボラプファンはチャンピョンで終わりで良かったけどね。

映画『ボーダー二つの世界』

ハナキン、なんて言葉は言うのも恥ずかしいが
ん?もしかして今日はちょっと早めに終わるかも?
まさかレイトショーに行けるかも?

の勢いで、近くのKBCの作品チェックしてこれにしました。
映画の日ではあったけど、
レイトショー料金なのであんまり意味なし。

が、映画館に入ると、既に行列。
意外に話題作のようです。

なんとなく妖しい雰囲気は醸し出していましたが、
とんでもない衝撃的な作品でした。
映像も内容も暗い。
見たというのも憚られる。

美と醜のボーダーとは?
男と女のボーダーとは?
国民と移民のボーダーとは?
マイノリティ、偏見、差別。

後になってからいろんなことを考えます。
ボーダーなんて意味がない!
ボーダーレス推奨かと思いきや、
主人公は同じ側の仲間と一緒になった時
心身解放されたのはどういうこのなのだろう?
でも結局はもとの側での生き方、良心を選ぶ。

ボーダーについて観客が考えることが狙いだとすれば
まさしく監督の思うツボです。