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映画『ドロステのはてで僕ら』

ヨーロッパ企画の映画です。
これもコロナの影響を受け、
公開が遅れに遅れ。

これ、京都か東京だとメンバーが劇場に来てくれるのよ。
福岡はKBCで夜1回上演。
なだけに、お客さんはそもそも少ないけど
確実にヨーロッパ企画のファンでしょう。

お話はお得意の
時空を超えた設定。

2分後の自分たちが現れる画面。
ビミョーな2分。
たいして未来がわかるわけでも利用できるわけでもない。
そこで、2つの画面をあわせて2→2→2→2…と地道に重ねて
少し先の未来が見えるようになる。

という、見ている間もその時間の仕組みに
頭を使う。

でもねえ、結局ほっこりさせてくれるのよ。
だから好きなのヨーロッパ企画。

BBCドラマ『刑事ヴァランダー』

Unext無料お試し1ヵ月で視聴。

BBCの重厚ドラマです。
原作はスウェーデンのお話。
北欧というからにはドヨーンとした曇り空
グレーで暗い画面。

画面だけではなく、お話自体も暗い。
さりげなくエグイ画面も出てくる。

けど、内容がしっかりしてて
必ず社会の裏側の重いテーマが主軸。
BBCだけど舞台は原作通りのスウェーデンで
でも台詞は英語です。

原作自体の面白さと、
やはりシェイクスピア俳優ケネス・ブラナーの力だと思います。
映画かのようにしっかり作り込んでます。

小さな田舎町でこんなに殺人事件起こるか?
とか
部下の扱い雑過ぎ、そりゃ怒るわ
とかありますが、
難しいテーマなのにわかりやすく、
とても見応えがあります。

1シーズン3話とか短めなのも見やすい。
BBC好きさんにおススメ♪

映画『エジソンズ・ゲーム』

*ストーリー
本題がTHE CURRENT WAR 電気戦争のお話です。
19世紀、白熱電球の事業化によって天才発明家をなったトーマス・エジソン。
送電の方法として「直流」を推し進める。
一方、実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、
大量の発電機が必要な「直流」より、
遠くまで電気を送れて安価な「交流」を推し、
アメリカの電気をどちらが握るかの電気戦争となる。
ウェスティングハウスが「交流」での実演会を成功させたのに対抗して
エジソンは「交流」による送電方式は危険で人を殺すと、
ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく。
このバトルを制するのはどちらか──!?

エジソンといえば「電気の父」。
才能に長けていることは周知ですが、
きっと研究オタクだろうと思ってました。
会社を経営し、アメリカの電気の陣取り合戦、
特許争い、訴訟好き、相手を陥れる企みも辞さない
なんて全く知らなかった。

公式HPの岩男教授のお話によると
今の電気のコンセントまで電気を届けるのには「交流」
パソコンや携帯には「直流」が使われているのだそう。

エジソンは自分が確立した「直流」方式を推したいがために
「交流」を殺人鬼に仕立てるのだけど、
「直流」ではお金がかかり過ぎて一般家庭まで普及させるのに時間がかかり、
「交流」であれば安価でアメリカ全土に電気がいきわたる。
結局、軍配は「交流」に上がり、エジソンは敗者に。
え~?天才エジソンが負けたの~?
そもそもウェスティングハウスなんて名前聞いたことない。

が、それはエジソンが努力して新技術を生み出し、
自分が考え出したということで名を馳せたい発明家で、
ウェスティングハウスは事業として電気の普及を目指す実業家だったから。

そして、ウェスティングス側の発明家としてのテスラ―も
交流の立役者なのに名前は知られてないよね。

エジソンが圧倒的な頂点にいるかと思いきや
その周辺では匹敵する天才たちがたくさんいて
しのぎを削ることによってさらなる発明が生まれていたのね。

そのおかげで、直流、交流の両方を使って
今の私たちの生活は成り立っている。

そして結論、カンバーバッチはカッコいい。
片腕役のトムホランド、ビリーエリオット出身応援しちゃいます♪

『12人の優しい日本人を読む会』5/6生配信

これも面白そう。

映画『十二人の怒れる男』へのオマージュ
三谷幸喜作の『12人の優しい日本人』の朗読劇が
5月6日にYouTube Liveで生配信されます。
14:00から前半、18:00から後半。

https://youtu.be/3e2aKThmhXM

https://www.cinra.net/news/20200503-12ninonline

キャストは甲本雅裕、相島一之、小林隆、阿南健治、
近藤芳正、梶原善、西村まさ彦、宮地雅子、野仲イサオ
小原雅人といった映画や舞台版のキャストのほか、
吉田羊、妻鹿ありか(Prayers Studio)、
渡部朋彦(Prayers Studio代表)も参加。

エンタメ界、いろいろな発信を模索していただいているおかげで
魅力的な配信が多くて、実際追いつかない。
それも、自宅で集中するのはなかなか難しく、
やはり劇場で世界に入り込んで見たいものですね。

カンバーバッチ様「フランケンシュタイン」

先日の記事で、配信情報をご紹介しましたが、
実際観ましたよ。

これがねえ、カンバーバッチ様凄まじかった。

韓国版ミュージカルもすごいと思ってたけど
これ観たら、比ではありません。
まあ、作品自体別物ですけどね。

カンバーバッチ様、常人ではない、もはや怪物。

字幕が英語でしか出せないので、
最初ちょっと諦めかけたのですが、
気持ちが入っていくと問題なくなり、
2時間があっという間でした。
ストーリーもわかりやすいです。

これ自体ももう1回観たいし、
ミラー怪物版の方も観たい。

怪物レベルのカンバーバッチ様の演技力を
是非ご覧あれ!