Category Archives: ミュージカル・お芝居

井上 芳雄 トーク&ミニライブ 本編@九州国立博物館

さて、本編スタート。

20周年のイベントということで
まずは
「九州国立博物館開館20周年応援大使任命式」
任命証のようなものを
九州国立博物館富田館長から応援大使へ。

次に
館長と王子のトークショー

館長、かなり緊張していたそうですが
意外にトーク面白かった。
誕生日を迎えたばかりの王子に博物館グッズのプレゼント☆

さあ、ここで大貫さん登場して、
いよいよミニライブですよ。
*メモリー:ホールの上からふりそそぐ聖なる歌声
*この星空「二都物語」より
*雨がやんだら:ここでも歌うかあ~アピール強し
*最後のダンス「エリザベート」より:イントロからお馴染みの曲。
 ここにきてこのおどろおどろしい曲をどうして選んだのかなあ

で、ご本人正直に「用意してきたアンコール」の
*瑠璃色の地球
これは王子の声にも、地元福岡にも、響き渡る会場にもぴしゃりの曲。
とても美しい世界がひろがりました。

大貫さん「特別な場所ですねえ」
王子「今年一番上手に歌えてる」

地元ならではの貴重なライブありがたい。

はにわ店長二都物語バージョン

井上 芳雄 トーク&ミニライブ@九州国立博物館


■日時:2025年7月9日(水)18:30
■会場:九州国立博物館 エントランスホール

九州国立博物館開館20周年にあたり、
王子が応援大使に。
んん?王子、九国いったことあるんか?

九国自体は17時閉館で早めに着いたsasaは
いったん追い出されるんだろうなと思ってたら
入場予定者は館内で待機できた。

広いエントランスに設営が始まり
こんなとんでもなく高い天井の場所でライブって
どうなるんだろう?と見上げてると

後ろを背の高い男性が

大貫さんだ~!

パーテーションで囲っただけの会場の奥で
大貫さんのリハーサルがスタート。

空間や天井の広さに対する音の響きを確かめるように
小さく、大きく、速く、ゆったり、いろんな曲を弾く。
しばらく弾いた後、

え?

王子の「メモリー」が!

え~?
ここでリハーサル?

っていうか、ここでやるしかないしね。
王子だってこのとんでもない広さでいったん歌ってみないとね。

リハーサルであっても素晴らしすぎてね。
終った時には拍手喝采☆

次に「雨が止んだら」
そして「最後のダンス」

いやいや、私たち、2回ずつ聴けちゃうのか?

名取事務所公演『燃える花嫁』


■日時:6月29日 (日) 13:00〜15:10
■会場:北九州市劇場 小劇場 自由席
■作:ピンク地底人3号
■演出:生田みゆき
■出演:みのすけ(ナイロン100℃)、松本紀保、清水明彦(文学座)、
鬼頭典子(文学座)、平体まひろ(文学座)、森尾舞(名取事務所)、
西山聖了(名取事務所)、山下瑛司(文学座)

パラドックス定数、サロメカンパニーときて、
社会的テーマの劇団が気になる。
名取事務所も気になってたら北九州で公演があった。

多文化共生、移民受け入れ。
少子化の進む日本、
今後は外国人の力を借りなければやっていけない。
在日外国人は特定の地区にまとめられ
日本人のやりたがらない解体業を請け負う。
川口市のクルド人地区がモデルのようです。

移民への抵抗感/移民に助けられてる

移民たちは不遇な状況であっても
自国に戻れば命さえ保証されない現実。

真夏日に不満言ったり
社会に文句言ったり
そのレベルでないことが世界では起きている。
暑い暑い言うけど、少なくとも室内ではエアコンきかせて涼んでる。

そんなぬるま湯に気付いてゲリラに傾倒する若気の至り。
引き込もうとはしてないようで結果引き込むゲリラ。
そうやって仲間に引き込む策略はうまい。

人口は減り、円は安く、
働き方改革で仕事時間は減り
日本がこれから先進国であり続けるかギモン。

暗いテーマだけど、みのすけさんの高い声に救われ、
ゲリラ女性の森尾さんかっこよかった。
読売演劇大賞の優秀女優賞取られた方なんですね。

薄っぺらい感想ですが、面白い劇団はまだまだある見込み。

三谷喜劇「昭和から騒ぎ」

■日時:2025年6月27日(金)18:00 1時間45分
■原作:ウィリアム・シェイクスピア
■演出:三谷幸喜
■出演:大泉洋 · 宮沢りえ · 竜星涼 · 松本穂香 · 峯村リエ ·
松島庄汰 · 高橋克実 · 山崎一

シェイクスピアの喜劇を三谷幸喜が昭和の日本に置き換えて演出。
なにせこのキャストですのでチケット難関でした。

コメディとはいっても、ケラのようなアート挿入ではなく
シンプルなドタバタ喜劇な印象。
でも、先日のシェイクスピア研究者によると
原作をきっちり踏襲していたらしい。
前半吉本新喜劇を見に来たのか?という気分でしたが
後半はぐいぐい展開が進み、話に引き込まれていきました。

大泉さんは登場するだけで楽しそうな空気を出すし、
会場は終始大爆笑。
宮沢りえちゃんはあの美貌がもったいないくらいの
コメディエンヌぶりでした。
峯村さんのとぼけた存在感は相変わらず絶妙。

個人的にはそこまでお気に入りではなかったので
普通の面白さでした。

第五回ともてらす寄席「柳亭小痴楽独演会」


■日時:2025年6月22日(日)14:00 2時間ちょっと
■会場:ともてらす早良 自由席
以前一度チケット取ったことあるのですが
コロナかなにかで中止でした。
なのでリベンジ。

福岡市の中でも山の方の区民センターでの開催。
主催が頑張ってくれてありがたい。
チケットは結構いつまでも発売中でしたが当日は満員でした。

若手新進の落語家さんです。
sasaは知らなかったのですが、
お父様も噺家さんで有名らしい。
2世かどうかは関係なく面白かった。

前座にお弟子さんが出ましたが、
やっぱし全然違いますね。
ミュージカルでも思いますが、
歌が完璧でプレがないと、こちらが安心してお話から感動の域へ入れる。

落語も噺家さんの才能と技量をもとにした
ドーンとした器が用意されてると
安心してゲラゲラ笑えます。

マクラから抜群で、笑いっぱなしの中、本題へ。

泥棒の噺2つと
正直者の噺。

とてもいいお話で、日本の話芸いいなあと思う。
今後の要チェックです。