Category Archives: ミュージカル・お芝居

劇団四季『CATS』福岡公演開幕☆

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■日時:2014年4月20日(日) 13:00
■会場:福岡シティ劇場 O列19番
■出演:
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遂に開幕しました☆『CATS』。
前日にバタバタとチケットを手に入れ、
初日のお席に座ってきましたよ。

会場は招待客や知り合いのクライアントさんなど、
福岡のお偉いさん風、スーツ姿の男性も多かった。

これまで何度か見てても、実はあまりピンと来てなかった『CATS』。
でも、ダンサー好きとなった今ではたまらない作品であることを確信!
と共に、伝説のミストフェリーズ・シャオチャンを見てないことが
ミスト登場の度に泣けてくる…。

ほとんど常にステージにいるし、
オールドデュトロミーの横についてるし、
華のある美味しい役だし、
こんなにシャオチャンを堪能できる役はなかったはずなのだ。
あの高速ピルエット、シャオチャンだったら…
と思いを馳せずにはいられない。
そして、数か月もそれを楽しめたはずなのに、一度も観てない
自分の失態が悔やんでも悔やみきれない…。

今回のミストは、苦手な松島くんではなく、
『GQ』メンバーの永野さん。
これは超嬉しかった。
「小さくて可愛い」がちょっと???だったけど、
素敵なミストだった。

それも、なんと、カテコの時、永野ミストがささ~っとsasaの横通路の最後席に来て、
順々に前方に進みながら握手。
sasaのお席、センターよりだったけど、
なんとしても!の気合いが通じたのか
ミストは手を伸ばして奥の方まで握手してくれました。
初日の歓迎ぶりにミストもとても嬉しそうな笑顔。

あと1枚、2階最後列のお席は持ってるんだけど、
これはなんとかしないとね。
それと『CATS』ほど、お席の位置が重要になる作品はないかも。
ミストがあんなに後ろに来てくれるなら、
後方でもいいかも、と思ってしまう…。

これから半年間、あの空間が福岡にあるなんて思うだけで
幸せ~♪

惨敗

今日発売だった「海辺のカフカ」
一般発売にチャレンジしたのですが、
あえなく惨敗。

そもそもネットがつながらないし、
つながった時点で残席3席くらい。
ボタンを押しても「購入済み」となり、
あっちゅう間に「終了」。

そうだよねえ。
舞台の世界では今とトキメク宮沢りえちゃんだもん。
sasaももちろんりえちゃん狙いでした。
で、ひっそり柿沢くんもご出演だから
ミューファンにも注目ってことでしょう。

これは、なんとかしてチケットを探さなければ!

舞台『国民の映画』

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■日時:2014年4月6日(日)13:00 1幕64分 休憩15分 2幕108分
■会場:福岡市民会館 21列17
■作・演出:三谷幸喜
■出演:
小日向文世(ヨゼフ・ゲッベルズ)、段田安則(ヒムラー)、渡辺徹(ゲーリング)
吉田羊(妻マグダ・ゲッベルズ)、小林隆(従僕フリッツ)
風間杜夫(映画監督ヤニングス)、小林勝也(俳優グリュントゲンス)
今井朋彦(作家ケストナー)、平岳大(二枚目俳優グスタフ)
シルビア・グラブ(大女優ツァラ)、新妻聖子(女性監督レニ)
秋元才加(新進女優エルザ)

3時間の長丁場。
緻密に作られた作品ですねえ。
始めての三谷幸喜さん舞台。ふ~ん、こういう世界観なのですね。
細かな要素の積み重ねで成立するので、
その流れがもし切れたりすると一気に興ざめしちゃうもんね。
役者さんの緊張感も、観客がついていくのも真剣でした。
でも、丁寧に話をすすめてくれるので、sasaでも理解できたよ。

最初は他愛のない話で進んでいくのだけど、
2幕のツァラの不用意な発言で事態は一変する。
いきなり暗雲が立ち込めて会場内は
なんだなんだ?となり、息を詰めてシーン…。

小日向さんのゲッベルズ、
映画を愛しているけれど、
言ってることは他人の言葉の受け売りばかりだったり、
芸術のほんとのところをわかってないのは、
やはり人間として欠落してるということ?
それがあんなあってはならないナチスの決定に対して
全く問題意識をもたず受け入れるということ?
そんな人間が最終的に愛する映画から愛されることはないのも
当然だよね。
ゲッベルズの心の動きを見たくて
一生懸命オペラグラスをのぞいたけれど、
なにせお席が遠くてね。
もっと近くで表情を拝見したかったなあ。

フリッツの小林隆さんは古畑でおなじみだけど、
はまり役でしたね。
従順で忠実に見える分、最後の飼い犬に手を噛まれたような
一言は痛烈だった。

聖子ちゃんはあんな真っ赤な口紅も似合うのね。
立ち姿がキムの時とは全く違って
勇ましく、男らしく?てカッコよかった。
シルビアが歌い出して、聖子ちゃんは監督役だから
出てこないかと心配してたら
ちゃんと見せ場は作ってあって、場内拍手喝さい。

地元出身の吉田羊さん、とっても良かったです。
客席にはお知り合いがたくさん来ていたようで、
ほんとはいけないんだろうけど、カテコで吉田さんだけ
数人から花束が贈られていました。
お一人だけ涙されてたのを見ても、
きっとこの作品の、これだけのベテラン役者さんの中で、
あの役は相当なプレッシャーだったんだろうなあと思います。

世界観としては、sasaの大好きなナイロンに
通じるところがある気がします。
ただ、ケラは社会的メッセージは発信しないけどね。
あ~ナイロンが観たくなった。
早くこないかなあ。

「シェルブールの雨傘」福岡公演決定

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昨日のダディ会場にて、
「シェルブールの雨傘」福岡公演のポスターが☆
わお、この作品が福岡で観られるのね♪

演出・振付が謝先生で、確かダンスもすごいと聞いたような覚えが。

相手役は今回は野々すみ花さん?
全く存じ上げませんが、このお名前からして宝塚よね?

めっちゃ楽しみですぅ~♪

ダディ・ロング・レッグズ

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■日時:2014年3月31日(月) 19:00(1幕65分 休憩20分 2幕75分)
■会場:福岡市民会館 20列42番
■出演:井上芳雄、坂本真綾

2年前のsasaの年間ベスト1作品、今回もたった一度きりの福岡公演に
行ってまいりました。

やっぱりこの作品大好き~♪
そして、王子、ますます歌が上手になったんじゃない?
坂本真綾ちゃんの歌が音程完璧で正確なのはわかるけど、
王子の感情にのせた緩急ある歌には全くかなわない。
ジルーシャは松さんでも観てみたいなあ。

地元だし、観客のほぼ100%近くは王子ファンと思われるが、
作品としてはジルーシャが主役だから、
真綾ちゃんの方が負担は大きいのよね。
で、メロディーを歌うから、
王子はそれをサポートするかのように、
少し控えめに歌うことになる。
ソロの上手さがあまりに秀逸なので、王子が主役ではないことが残念。

90歳の白髪もしくはハゲではないとしても、
そこそこしっかりした大人の紳士だから
王子も少し風格のある重みのある声で歌います。
そして、実際もう34歳ともなれば、
認めたくはないけれど、
立派な「おじさん」の部類に入っちゃうんだなあ。
お顔もオペラグラスでしげしげ拝見すると、
それなりの深みもましてきましたね。
いえいえ、それでもとてもカッコよいのですけどね。

2人がず~っと手紙を読みあうだけで、
こんなに楽しめるなんて、すごいよね。
最初から最後までず~っと王子を堪能できるし。
机の上にのせた足はほんとにロング・レッグズだし、
最初にジルーシャと会うためにいそいそオシャレした
蝶ネクタイはかわいいし、
農場行く前になにしてるのかと思ったら、
ハイソックスをぐ~っと伸ばしてズボンを入れて、
ちょっと乗馬風。
NYで着る細見のコートもキマッてます。

前回観たのがイーハトーボで、あの花巻弁も可愛かったけど、
やっぱり王子は歌がサイコ~☆
歌の上手さだけで泣けてきたもん。

全く邪悪な心の出てこない作品なので、
心は温かく、とても幸せな時間だった。

カテコはいつもの地元ネタというよりも、
真綾ちゃんのお誕生日だったので、
みんなで「ハッピーバースデイ」を歌ってお祝い。
王子と同い年なんだって。
CDも発売されるそうなので嬉しいな。