Category Archives: ミュージカル・お芝居

ダウ90000とこんにちパンクールで大喜る人たち


■日時:2025年4月12日(金)19:20
■会場:文京シビックホール(小ホール)
■出演:
MC:かが屋
ダウ90000(蓮見翔、吉原怜那、園田祥太、中島百依子、
上原佑太、忽那文香、飯原僚也、道上珠妃)
こんにちパンクール(警備員、ぺるとも、アオリーカ、
蛇口捻流、ジョンソンともゆき、田野、FAN)
夜に観たい公演がなくて、
お笑い系探してたら、今をときめく蓮見くんの公演を発見!
MCかが屋だし面白そう~♪と行ってきました。

若者のカルチャーをつくっているかのような蓮見さん。
客席も若者が多くてね。

大喜利の公演でした。

大喜利好きなんだけどさ、

あれ?

笑いについていけない。

隣の男の子、開演前は居眠りしてたのに、
始まると姿勢をただして座り直し、
手を叩きながら大爆笑。

会場も盛り上がってるんだけど、
sasaどこが面白いかわからん。
焦る。

テーマがポケモンの時もあって
ポケモンで切られても、そもそものキャラがわかってないので
全く笑えん。

かが屋も大好きなのに、
司会だから基本進行のみ。

後半にちょっと普遍のお題の時があって
そこだけ面白かったけど、
年齢的に場違いだったのね。
そもそもの文化が違うことを思い知らされた夜でした。

大喜利中以外は撮影OK

舞台『見上げんな』


■日時:2025年4月4日
■会場:福岡市民ホール 中ホール
■劇作・脚本:川口大樹(万能グローブガラパゴスダイナモス)
■演出:松居大悟(ゴジゲン)
■音楽:小山田壮平
■出演:椎木樹人、古賀駿作、千代田佑李、青野大輔、富永真由(万能グローブガラパゴスダイナモス)
東迎昂史郎、善雄善雄(ゴジゲン)
神田朝香 / 田島芽瑠 / 多田香織(ひなた旅行舎) / 向野章太郎 /
酒井善史(ヨーロッパ企画)

連日の福岡市民ホール。
中ホールのこけら落とし公演を
福岡出身の演出家&地元劇団にしたのはナイスです。

売れないアイドルの女の子が映像作家になると宣言して
きた依頼が地元福岡からの「バンドのMVを撮ってほしい」。
久しぶりに帰郷したものの、バンドメンバーも見つからず
人探しから始める。

松居さんは今や全国区ですが、
以前観たゴジゲンは実はあんまり印象に残らず。

が、今回はガラパ川口さん作品を
松居さんがふんわりくるんだ感じで
とてもいい塩梅のまとまりだった。

ヨーロッパ企画酒井さんの出演も大きくて、
出てきた時から存在感が違うなあ。
いつものように酒井さんの発明品が登場するのも面白い。

音楽の小山田壮平さんのテーマソング。
ベタな歌詞で、最初はふざけてるように聴こえてたけど
聴いてるうちに覚えて、実は切ない。
なんかお名前見たことあると思ったら
TOMOVSKYとも共演してるよね。

合間合間に福岡の名所スポットが出てきて、
しつこくない福岡愛を感じる作品でした。

松井英理自主公演【Bios】

画像
■日時:2025年3月29日(土)12:00
■会場:パピヨン24ガスホール 自由席
■出演:松井英理、森淑乃、河合実夕、星野朱璃、ほか
(ゲストダンサー)西岡憲吾、Zaco
(ピアノ)仲本雄平、(うた)亜季緒

シャオチャン公演の生徒さんの中で
ずば抜けてた松井英理ちゃん。
ダンサーで『ロミジュリ』などに出演しつつ
福岡で生徒さんを指導。
これまでも公演やってたけど、今回はかなり大きめ。
しっかり時間をかけての準備の様子もSNSで追ってました。

もう!とにかくかっこよかった。
色っぽくもあり、可愛らしくもあり、コミカルも、しっとりも。
たくさんの色調のダンスがどんどん繰り広げられる。

英理ちゃんが全ての演目に出るわけではなくて、
生徒さんもハイレベルで全力疾走。
全員がこのレベルで踊れるってどういうこと?
結構な覚悟で臨んだ生徒さんたちだと思われる上に、
英理ちゃんの指導力のすさまじさ。

こういう公演って、生徒さんの発表会レベルが多くて
う~ん、これで入場料取るのか?
と思うこともある。

が、これはチケット代以上のレベル。

シャオチャンの公演で英理ちゃんを知り、
英理ちゃんの公演で知った星野朱璃ちゃんは
すっかり大人になってますます魅力的に。
表情がくるくる変わるのも観ていて楽しい。
GQメンバーの西岡憲吾さんはさすがバレエダンサーの美しさ。

あとでネットに関係者の方が書いてたのは
サポートの話があっても、作品に制約が加わるのは嫌で
英理ちゃんは断ったという。
なんと男前なことか。

ソワレも見たかったくらいです。
いいもの見せてもらいました。

福岡市民会館閉館記念式典&ギンギラ太陽’s 特別ステージ


■会場:福岡市民会館
■日時:2025年3月23日(日)14:00~15:30

福岡市民にはなじみ深い
といっても老朽化が否めなかった福岡市民会館。
閉館セレモニーの難関抽選に見事当選し、
見届けてきました。

子どもの頃はピアノの発表会もあったし
子どもたちの合唱コンクールも懐かしい。

市長が参加しての閉館式典
劇団ショーマンシップの仲谷一志が司会でしたが
高島市長のお名前を間違えたあと、
さらに市議会議長の名前を間違える。
おかげで会場は大爆笑。
あれは狙ってたのか!?

市長も気を悪くするのではなく「高島 宗一『郎』です」
とあえて強調する懐の深さは素晴らしい。

の後は、ギンギラ高橋さんが登場し、
いつものカブリモノステージで
福岡の歴史を振り返る。

天井とかよく見渡すと
これが60年前にできたって当時は画期的だったんじゃないかな。
次は福岡市民ホールにつながります。

映画『ウィキッド ふたりの魔女』


10年以上前、福岡ロングランの時通ったミュージカル。
最近はミュージカルの映画化多いですね。

楽しみであるとともにどんな表現になっているのかは
ドキドキします。
大好きな世界観がなくなっていたら相当悲しい。

エルファバの内面にグリンダが気付き自分から心を寄せていくシーン、
息をのみました。
映画ってミュージカル以上に繊細な心のうちが伝わります。

「ポピュラー」でグリンダがファッションをプロデュースしてからは
エルファバはお洋服も髪型も似合う。

アリアナグランデ、お名前くらいしか存じ上げなかったのですが、
演技も素晴らしいんですね。
愛らしくおまぬけなキャラがぴったりで
かつ高音がきれい。
ピンクがとびきり似合ってて、「ポピュラー」最高に可愛かった。

フィエロはどうかなあと思ったら、
登場シーンは「え?結構年齢高い?」
が、なんといっても身体能力が高くてダンスはもちろん
バック転もいけちゃう。

客席は、平日だったので大人ばかり、
それもみなさんかなり本気度高くて
映画に集中できて本当によかった。

で、知らずに見に行ってて、
最後が「つづく」
え?
2時間40分もあったのに、後篇あるの?

自作が楽しみ、
の前に、可能ならもう1回リピしたいな。