Monthly Archives: 10月 2022

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ミュージカル 『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』


■日時:2022年10月10日 12:30
■会場:キャナルシティ劇場
■出演:
ケンシロウ: 大貫勇輔
ユリア:平原綾香/May’n(Wキャスト)
トキ:小西遼生
ジュウザ:伊礼彼方/上川一哉(Wキャスト)
シン:植原卓也/上田堪大(Wキャスト)
マミヤ:清水美依紗
トウ/トヨ:AKANE LIV
リュウケン他:宮川 浩
レイ:三浦涼介
ラオウ: 福井晶一/永井 大(Wキャスト)
バット: 渡邉 蒼
リン:山﨑玲奈/桑原愛佳(Wキャスト)
リハク他:中山 昇
ダグル他:宮河愛一郎
青年ラオウ他:一色洋平
青年トキ他:百名ヒロキ
フドウ他:澄人
ミスミ他:齋藤桐人
岩瀬光世 輝生かなで 坂口杏奈 LEI’OH 小板奈央美
柴田実奈 島田惇平 野間理孔 森内翔大 熊野義貴(スウィング兼)
邵 治军 (シャオ・ジイジュン)
黄 凱(ホワン・カイ)
陳 建国 (チェン・ジェングゥオ)
蔡 晓强 (ツアイ・シャオチャン)
李 悦  (リ・ユエ)
王 思蒙 (ワン・スメン)

え~?sasaが北斗の拳?って思いますよね。

なぜこれを観たかというと、
なんと!最愛のダンサー☆シャオチャンご出演だからです。
再演となって、それも途中からの急遽追加キャストだったのに
気付いて知らせてくれた後輩ちゃんに感謝です。

どうもこの作品、中国公演を予定していたらしく、
中国人ダンサーが投入されたようです。
みなさん中国舞踏のダンサーと思われ、
アクロバットもお手のもの。

シャオチャンの妖艶なダンスが好きだけど、
アクロバットはもっと上級者がいるようで、
シャオチャンはメインではありませんでした。

事前にシャオチャンの登場シーンは教えてもらっていて、
小さいからわかるだろうと思ってたけど
女性ダンサーと入れ混じって動くから
なかなかみつけられない…。

みつけられるとやっぱり美しいのよねえ。

ストーリーはシンプルで、主役のケンシロウが苦境に立ちながらも
独裁者に立ち向かい、そこに恋人も絡まり、
最後は敵を倒して自分が王となり、国は平和になる。

主演の大貫くんは、
大貫くんじゃないと成立しないケンシロウ。
あの大きさと頑丈な身体、丹精なお顔立ち、美しい殺陣。
あてがきのような作品ですね。

たまたま大千秋楽だったので、
カテコではメインキャストのご挨拶がありました。
気になったのはねえ、シャオチャンはいまひとつ乗り気な表情ではない。
他の方がご挨拶し、会場に笑いが起きてても
無表情なまま正面を向いている。
バンパイアの時にような楽し気な雰囲気ではない。
親しい福井さんと大貫君の時だけ、その方向を向いて笑ってました。

シャオチャンの気持ちは自分の出演ではなく、
演出や後進の育成に向いてるんだろうなあと感じました。
生徒じゃないファンにとっては、舞台に出てくれないと
シャオチャンのダンスは見られないんだよ~。
また出演してくれることを切に願う。

『ミス・サイゴン』キム&エンジニア 歌唱披露

全キャストを観ることは叶わないのでネットでチェック。
便利な世の中になったもんだ。

☆エンジニア歌唱披露

☆キム歌唱披露

みんな違ってみんないい。

博多座『ミス・サイゴン』ソワレ


■日時:2022年10月25日(火)17:00 
1幕75分、休憩30分、2幕65分
■会場:博多座 3階A列サイドブロック
■出演:
エンジニア:市村正親
キム:昆 夏美
クリス:チョ・サンウン
ジョン:上野哲也
エレン仙名彩世
トゥイ:西川大貴
ジジ:青山郁代

マチネはいよいよ市村エンジニア。
今回で最後とかいう噂もあるのでしっかり見ないとね。

最初のクリスとキムの出会いはねえ、う~ん。
マチネのカップルってこんなにキス多かったっけ?
海宝君は口が触れてるかなあくらいだったのに
チョさんは休みなく台詞や息継ぎで昆キムにキスし続ける。
チュッチュ音まで聞こえて、見るに聞くに堪えない。
もしかしたら触れてない分、音で強化してたのかもしればいけど、
これですっかり気持ち悪くなってしまったのだ。

ジョンもねえ、クリスの時も魅力を感じなかったんだけど、
今回もいまいち。
前半あんなに女好きでチャラいところから
後半、いきないブイドイ歌って「みんなわが子だ~♪」
が不自然。
自分もきっとたくさんブイドイ作ってるよね。

昆ちゃんはやっぱり歌が上手。
低音も高音もいいですねえ。
キムの健気さも、タムを守る強い意志も
ビンビン伝わってきます。

いつも注目なのがトゥイでして、
今回は西川くん、初見です。
コロナ中、YouTubeで暑い思いを配信していました。
ゲストとのトークも上手でコミュニケーション力あるなあ。
目がとても冷ややかで狂気っぽい。
タムと会うシーン、西川くんもしばし言葉が出ないのは一緒だけど、
倒れるのではなく頭を抱えて混乱。
この表現は各自に任されてるのね。

で、注目の市村エンジニアですが、
怪しげな含ませ方、間の取り方とか
さすがのキャリア。
引っ張るだけ引っ張って客をじらせる。
でも、さすがに声はいささか厳しいし、
ダンスもきれいだけど、楽しみにしてた脚を高く上げるのも
かなり低めだった。
いいやもう出ていただいてるだけで奇跡だからいいんだけどね。
祐様も負担の少ない役に移行しながら出演し続けてるし、
あんまり無理しないでくださいね、って思う。

マチソワしても全く飽きない。
というか、まだまだ観たくなる。

博多座『ミス・サイゴン』マチネ


■日時:2022年10月25日(火)12:00 1幕75分、休憩30分、2幕65分
■会場:博多座 3階A列サイドブロック
■出演:
エンジニア:東山義久
キム:屋比久知奈
クリス:海宝直人
ジョン:上原理生
エレン:松原凜子
トゥイ:神田恭兵
ジジ:則松亜海
有木真太郎、石毛美帆、伊藤広祥、今村洋一、伊宮理恵
植木達也、江崎里紗、大久保徹哉、大津裕哉、大場陽介
岡本華奈、川島大典、小島亜莉沙、小林風花、齋藤信吾
佐々木淳平、島田連矢、鈴木満梨奈、仙名立宗、髙田実那
田中 奏、田村允宏、土倉有貴、早川一矢、春口凌芽
樋口祥久、日向智法、広瀬斗史輝、深堀景介、藤岡義樹
藤田宏樹、古川隼大、松本悠作、萬谷法英、三浦優水香
宮野怜雄奈、村上貴亮、森田茉希、横田剛基、蘆川晶祥

やってきました、ミス・サイゴン。
今日しか行けないので、マチソワします。
どうしても見たいキャストさんをチェックするには今日集中するしかない。

まずは、東山エンジニア。
エンジニアといえば市村さんですので、全く期待してなかったのです。
これがねえ、予想外のすばらしさ。
トートダンサーなのでダンスは上手として、
ロックバンド調ながら声も歌もいいし、色気と厭らしさもある。
そして何よりダンスがキレッキレ。
アメリカンドリームでの群舞も決まってます。
かっこいい。
難はタムの抱っこがあまりに雑で、タムちゃんよく黙ってるなあと感心した。
あとね、2幕での登場の時「お待たせしたな」ってアドリブ入れたんだけど、
ここで客席から拍手が出なかったのが気の毒。
sasa、3階でしたので応援できなかった。
これが市村さんなら間違いなく湧くはずなのに。
きっと歌は駒田さんが上手だし、
やり手の伊礼くんほど派手じゃなく、
印象はやや弱いけど、
ダンスが観劇ポイントのsasaはとても気に入りました☆

初見の屋比久ちゃんキム。
いい意味で幸薄いイメージもあるからキムのイメージにぴったり。
低音がちょっと厳しいかなあと思うけど、
細い高音がとてもきれいです。

海宝クリス、品がよくて美しい。
あれなら本国アメリカでもモテモテだろうに。
キムとのラブラブぶりもいやらしくない。
苦悩っぷりもよい。
高音の声量と響きが素晴らしい。
今回小野田くんが見られないけど、見惚れるクリスです。

エレンはノースリーブが多いのですが、
二の腕が立派でそこばかり見てしまった。

そして神田トゥイ!
狂気がいいよなあ。
もともといずみんの怖いトゥイが大好きだったのですが、
今は神田くんかなあ。
sasaはトゥイとキムのとが壮絶に争うシーンが一番好きなのです。
復縁を迫っていたら、
キムが「もう遅い。私には秘密がある」と言い、
タムが現れ、
トゥイはあまりの驚愕に言葉を失い、倒れこむ。
そしてタムを殺せと歌で迫る。
この時、トゥイが「(タムを)隠せ!人に見せるな」
と言うんだけど、これってキムへの愛だよね。
もともと敵である米兵に身体を売ったことだけでも迫害されるのに
その証拠である青い目と白い肌の子どもを世間が見たら
親子でどんな目に遭うか。
そして、タムを殺そうとするのも、子どもを見捨てて去った米兵への怒りと
今後のキムの幸せを思ってのこと。
タムがいなくなり、キムが自分と結婚すれば必ず幸せにするという思い。
何度も観てるのに、今回初めてそれに気づいたよ。

もう一つ好きなドラゴンダンサーのシーン、
パワーアップしてない?
質も長さもこんなだったっけ?
アンサンブルさんたちも混ざった群舞の後、
ダンサーさんだけのシーンがあり、
アクロバットさんたちが華を添える。
リズムに乗ったダンスもいいけど、
こういう規律正しい拍でピタリピタリ止まる踊りの
美しいこと!

あ~やっぱりいいよな、ミス・サイゴン!

夜ご飯


*ロールキャベツ
*もずく酢
*アボカドの彩りサラダ
*ぬか漬け
*10穀ご飯

ごちそうさまでした。