さすがに10日間も弾いてないと、
指が動きません。
次男自身が、あれ?って感じ。
思っている音と違う音のところに指がいってしまうらしい。
う~ん、なんだか変だなあ、なんでかなあ、
と不本意な様子でレッスン受けてます。

行きたいと思いつつ予定の定まらなかった
「アクロス・文化学び塾『カンディンスキーと青騎士』展」
うまいこと時間が空いたので、当日の朝慌てて申し込んで
行って来ました。
カンディンスキーの絵いいよねえ、くらいの気持ちでしたが、
山口県立美術館の斎藤先生の講演は、
とてもとても興味深く、最後は感動すらおぼえました。
カンディンスキーもね、最初は写実的な絵からスタートしたのです。
でも、恩師たちの描くような、暗いどんよりとした絵は嫌!
という信念は曲げず、絵描きの恋人や仲間と共同生活をし、
刺激を受けながら、形の単純化や色の実験を重ねていきます。

今回の目玉は、チラシにも使用されている「印象Ⅲ(コンサート)」。
シェーンベルグのコンサートに感動してすぐ描いた作品です。
音楽の印象を画家が描くとこうなる。
「なんか、すっごく黄色い音楽だった」ということです。
色によって直接魂に響く絵と
音によって直接魂に響く音楽。
どちらも様々な文化を越え、万人の魂になるはず。
展覧会の作品はレンバッハハウス美術館から来ているのですが、
その所蔵の経緯がまたドラマティックでした。
また、青騎士が結成され、いよいよという時に、
第一次世界大戦が勃発し、活動は3、4年で終わってしまった
という終焉には思わずウルっときました。
こんなお話を聞くと、是非、ホンモノ見たいものですが、
山口県立美術館、ちょっと遠いです…。
本日、次男、9泊10日のキャンプから帰って来ました。
さすがにこれだけ長いと、きめ細やかな面倒はみてもらえず、
この暑い中、何日かは風呂なし水浴びだけ、とか
ご飯の量がかなり少かったり、
洗濯したのも2回だけだったりと
日常では考えられないアバウトぶりだったようですが、
元気で無事に帰って来たので良し良し。
村の名産品が多いから、ということで、
修学旅行なみのお小遣いを持たされ、
あれ?これって物産品買い物ツアー?ってくらい、
いっぱいお土産買って来ました。
みんなで食べようと思ってたけど、
さすがに次男、バタンキュウ。
そりゃあ、疲れたよね。
「今日は布団で寝られる~♪」と喜んでるところを見ると、
やっぱりなかなかハードな毎日だったようですな。

今日は長男の夏休みの課題の調べものに図書館へ。
社会で「歴史上の人物について調べる」
という課題が出ていて、
織田信長とかではあまりにフツーなので、
「ショパンにしたら?」と言ってみた。
去年からピアノはショパン続きだから、
関心も高いし、テーマ選択の理由も明確。
とりあえず、ざざーっと借りて来ました。
で、sasaも館内をぶらつき、
貴重なダンス雑誌『DDD』を発見したり、
『月刊ミュージカル』で王子のエッセイを拝読したり。
さすがに王子は文章も上手だわ。とっても面白い。
お気づきかと思うけど、
写真の端っこに映っている『三銃士』も借りて来たよ。
大人用がなかったので、子供用の岩波。
それでも言葉遣いが結構古風なのね。
博多座公演、あと1ヶ月です。
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