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旅行3日目その4<ロンドン>

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ややちゃんにチケットを取っていただき、
人気の『ビリー・エリオット』。
映画のハンナくんの渾身のダンスに感動し、とても楽しみにしてたのです。
もちろん、ハンナくんではないけどね、
他の子だとどうなんだろう?

炭鉱の廃坑とかストライキとか、
外国人には世界史やってないとツライ部分はあるのですが、
それを一掃するほどのダンスの素晴らしさ。

タイトルロール通りにビリーが主役なので、
小学生くらいの子どもが座長なのですよ。
全てのキャストをグイグイ引っ張るのがビリー。
そのダンスは魂がこもっていて圧巻☆

ビリーの夢を叶えてやりたいお父さんの思いとか、
まだまだ甘えたかった亡きお母さんの幻とか
切ないシーンも多数。

正直なところね、
sasaと次男は台詞シーンはよくわからず、
会場じゅうがどっと笑うジョークらしきものにも
全く反応できず、2人で「キツイねえ」と苦笑い。

そんな次男でも、ロンドンの一番の思い出は『ビリー・エリオット』と答えるほど
ダンスに感動。
「あれって日本でできるの?あんなに踊れる子はみつからんやろうねえ」
と魂を奪われてました。

日本公演決定してますが、
素敵なビリーが見つかるといいなあと思っています。

旅行3日目その3<ロンドン>

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お茶の後は、どうしても行きたかったので
コートルード美術館へ。
川側から行くと、少しわかりにくいのですが、
コンパクトで、受付のスタッフさんも親切。
次男が学生だと言うと、とりあえず日本の学生証を見せて無料に。

この美術館ね、コンパクトだけど、所蔵品が
マネ、ルノワール、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌ、ドガ…
と、質が高い。
それも、見たことない作品も多数。
人もそれほど多くなくて、いい感じで観てまわれます。
ここ、次回来たときも絶対行きたい。

続いて、ややちゃんと待ち合わせのナショナルギャラリーへ。
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ここで一番有名なのは『ひまわり』。
でも、こちらはテートの『オフィーリア』と逆に、濃度が薄い印象。
他にはターナー、スーラ、ルノワールなど。
貴重な名画がたくさんあるのに、正直、歩き疲れてて、じっくり鑑賞する余力がなく。
一通りはみたものの、もっと堪能したかった。

この日も、夜は観劇。
その前の腹ごしらえは、イギリスお約束のフィッシュ&チップス。
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やはり外国、フィッシュもチップスもかなりのボリュームです。
美味しくないという先入観で食べ始めたせいか(ごめんなさいね)
普通の美味しさでした。

旅行3日目その2<ロンドン>

sasaの趣味につきあってくれる次男に、この日はおつきあい。

オックスフォードストリートに並ぶ、若者向けお安めファッションショップを巡ります。
もはやお店はイギリスブランドではなく、アメリカ由来のショップが並びます。
日本にもあるH&MやZARAもある中、
プライマークというお店で、Tシャツとシャツをセレクト。

入念に試着する次男。

なかなか出てきません。

でも、イギリスの試着室には、厳重な見張り役の人がいて、
本人以外は中に入れてくれないのです。

「息子が出てきません」と言っても、入ったらダメ。
「たった1着なのに、もう20分くらい出て来ない」と言っても
「脱いだり着たりしてるのよ」とイングリッシュジョーク?

外国なんで、中で何かあったのでは?と心配なのですよ~。

やっと出て来た次男は、サイズ違いの丈の長さを吟味してたらしく、
やっと決まりました。

やっぱり、若いってだけで何着ても似合うよなあ。
ハンガーにかかってた時は???だったのに、着るとキマってる。
ウラヤマシイ。

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お次はリバティへ。
外観は相変わらず魅力的なものの
中はすっかり変わってて、普通のデパートのように、化粧品やらバッグやら。
う~ん、昔の、これぞリバティ!のオリジナルグッズたちはどうなった?
リバティプリントの傘とか可愛かったのに。
好みがピンポイントすぎるのか?
リバティプリントは変わらずの人気だと思うけどなあ。

の後は、ピカデリーサーカスまで戻って、
これも次男ともども念願の紅茶&スコーン。
紅茶といえばの「フォートナム&メイソン」です。
昔は1階のティールームでお茶したけど、お茶だけなら2階へと言われ、
上がってみると、なんともガーリッシュな軽めのカフェです。
イギリスの伝統的趣とはイメージ違う…。

「クリームティありますか?」と聞いても、
結局、セットというより紅茶とスコーンを頼むってこと。
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まあ、普通に美味しいですけどね、
これ、とんでもないお値段なのです。
2人で29.25ポンド、つまりは5400円くらいしたのですよ。
日本なら、メインからデザートまでの豪華ランチ食べられちゃいますね。
おまけにスコーンといえば手で食べるのに、
おしぼりもついてませんよ。
ほんと、日本の細やかさ、やり過ぎかもね。

旅行3日目<ロンドン>

その翌朝、さらなる悲劇がsasaを襲いました。

お財布をチェックしてたら

え?まさかの?

クレジットカードがない!!!!!

なんてこった!

カードに関しては、お財布の奥の方にあるから盗まれたわけではない。
落としたか?

落ちつけ落ち着け…

クレジットカードを最後に使ったのは…

あまりに久しぶりのロンドンで、勝手がすっかり違っていて、
そもそも昔はお金を何で持って行くかというと
「トラベラーズチェック」。
街のあちこちに交換所もあったし。

それが今やものすごいカード社会。
ジュース1本買うのも、地下鉄のチケットさえカード払いなのですよ。
機械にカードを差し込んで暗証番号を入れ、OKになったら抜く。

これねえ、慣れてないと、暗証番号の認証待ってるうちに、
抜くのを忘れる。
どこかで抜き忘れた可能性がある。

で、よく思い返してみる。

昨晩の中華は現金で払った。
その前で言うと…

レミゼのチケットだ。

クレジットカードが悪い人の手に渡ったら一大事。

ってことで、朝一番はまたレスタースクエアのTKTSへ。

ガイドブックには9:00オープンって書いてあったけど、
9:40ごろ着くと列が出来てて、オープンは10:00。
ちょうど良かった。
事務所入り口にまわってピンポンを押す。
「すみません、昨日、ここでチケット買ったんですけど、
クレジットカード忘れてませんか?」と、なんとか伝える。

意外にも、中からスタッフさんが大急ぎで出てきて
「どんなカード?何色?パスポート見せて!」って。
sasaが答えると、ビンゴ!
クレジットカードを持ってきてくれました。

sasa、感謝の大握手でしたよ。

これのおかげでね、なんだか、昨日のスマホ事件が軽くなってたのです。
怪我の功名というかなんというか。
立て続けに2つのトラブルじゃ、立ち直れないでしょ。

おかげで、なんだかご機嫌になって、3日目がスタートしたのでした。

旅行<番外編>

レポの途中ですが、ひと休み。
初日のトラブルのその後です。

帰国後、クレジットカードに付帯されていた海外旅行保険に
問い合わせてみました。

大体の状況を話すと、
警察に届けは出しましたか?
その時、立ち会った人はいますか?
など。

とにかくDoCoMoショップに行くのが精いっぱい。
外国の観光地で、警察が力になるとは思えず、
そもそもどこに警察署があるのかもわからないし、
というのが精いっぱいなところ。
貴重な旅行時間をそのために費やしたくないしね。

でも、その辺りはゆるくて、
というか、海外旅行って日本みたいにはいかないよね。
警察に行かなかった理由、
立ち会った人に直筆署名がもらえない理由(海外在住)
スマホ購入時の領収書
などを提出したところ、すぐに補償金が下りました。

計算方法としては、
購入金額に対して、1年につき20%減価償却されていくようで、
sasaの場合は購入日から半年なので、10%引き、
それに免責3000円マイナスで、
結局9割弱は補償されました。

結構あきらめてて、ダメ元でも仕方ないか…くらいの気持ちで申請したので、
こんなにしてもらって有難い…。

状況や保険会社によって対応は違うけど、ご参考まで。