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大同窓会

先日、仕事先で偶然、高校の同級生に会った。

で、今、同級生と会ってしまうと、確実に来年の同窓会の話になる。

そっちの世界入ってないから知らなかったけど、
同窓会というものは、学年ごとに幹事が当番制になっていて、
来年がそれ。
sasaの学年が全てを仕切る。
大大先輩から、去年の卒業ちゃんまで全体での同窓会なので、
相当おおがかりなものらしい。
数年前から別の子からもせっせとご案内付き年賀状が届く。

で、先日会った同級生というのは、運動会で副ブロック長だった、
スポーツが得意でリーダーシップもあるタイプ。
今回もなにかの長をやるらしく「仕事いっぱいあるけん、今度誘うよ」って。

高校の時って、運動会の中心メンバーが学年自体の中心で、
運動苦手なsasaは地味〜にパネルのペンキ塗りとかやってたのよ。
なので知り合いも全然いないしさあ。

「大丈夫大丈夫、みんな『誰やったっけ』状態だから」って。

sasaが行っても、こっちも知らないし、あっちも知らないでしょう。

「今度女子会誘うけん」って。
いや、この歳で「女子会」と呼ぶのもどうかと思うけど。

みんな、高校の時以上にバリバリなんじゃないの〜?
怖いよ〜!

そうだよね。

先日の次男の発表会、実はイラっとすることが起きていて。

出演者の中に73才のお婆さんがいて、3年前からピアノを始めたらしく、
演奏は「発表会で譜読みですか?」レベルだったんだけど、
そのお歳で始めようと思ったのがすごいし、みんな温かく聴いてたの。

問題はその後。

お婆さんの応援に、年輩女性グループが来ていて、
演奏が終わったから1人が帰ろうとすると
「うわぁもう帰るの?」「今日は会えて良かった」
などのおしゃべりを普通の声の大きさで延々続ける。

もちろん、他の子が演奏中。

客席から何人もの人が「なんなの?あれは」的に振り返って
非難の目を向けるんだけど、おかまいなし。

sasa、耐えられずに「しーっ!!」と身振りで注意しました。

とりあえず、そこでおさまった。

さらに悪いのはその後。

演奏も高校生の部になり、みんないい感じで聴いていた。

今度は、応援グループの1人が「あ、まだ渡してなかったわ」と
おばあさんに大きな花束を贈呈。
花束なので、あのセロファン紙のようなパリパリバシャバシャいうのを
さらにご丁寧にきれいなビニルの袋に入れてある。
ビニルの袋からガシャガシャ取り出し、お婆さんの膝に乗せ、
しばらくしゃべった後、
そのビニル袋をこれまた大音量で畳み始めた。

客席、イライラMAX!
相当な数の人が振り返って睨みつけるんだけど、
全く気付かないのよ。

sasa、耐えられず、姿勢を低くして目立たないように席を立ち
グループの横にしゃがんで注意しましたさ。
「演奏中なので、それ響きますからやめてください」。

すると「え!?」とものすごくビックリしてて、
ホールでは小さな音が響くこと全くわかってなかったのだ。

どう考えてもあれは非常識だと思って注意したわけだけど、
注意するのって決して後味のよいものではなく、
言ってよかったのかなあと心配してたのよ。
そもそも、最初ひそひそ声で注意したら聞こえなかったようなので
少し大きめに言い直したし。
ん?これってsasaの声が耳障りじゃないか?とか。

で、先日のレッスンでその話になり、先生から
「ひどかったらしいね。注意してもらってよかったあ」って。
先生自身はステージ脇での対応に追われて知らなかったらしいんだけど、
先生の旦那さんが客席でビデオ撮影をしてて見ていた。

ちょうど演奏中だった高校生のお母さんと、
演奏を終えた弟くんがブチ切れてたそうです。

そうだよねえ。
我が子でなくてもイライラしたのに、その家族となればそれ以上のはず。

sasaのとった行動は少なくともあの場では間違いではなかったと思い、
ホッとした。

中村哲医師講演会 その2

先日の続き書きます。

中村医師のお話で一番印象に残ったのは
マスコミの報道がご都合主義であることと、
自分がまんまとそれを受け取っている浅はかさ。

「アフガニスタン」と聞いて「紛争」とか「テロリスト」
が浮かぶのはsasaだけではないと思う。
TVに映るのは一般人にも銃を向ける様子だし、
なにか事件が起きると「アフガン勢力」なんて文字を見ることも多い。
「タリバン」だって悪の根源だと思っていたのは、
タリバン政権が崩壊した時にTVに何度も何度も映ったのが
「タリバン崩壊で歓喜の声をあげる女性たち」の図だったから。
国民あげて大喜びしているかと思った。
そして、その報道のままに受け入れたということは、
イメージは報道によっていかにでも操作されるのだ。

でも、実際に活動を続けてきた中村医師によると、
タリバンのおかげでそれまで少なくとも安全と秩序は守られていたとのこと。
崩壊から1年で麻薬栽培は広がり、女性は売春を始めた。
外部からの誘惑や悪が入り込む余地も開放された。
それはタリバン下ではなかったこと。
安全は守られていたので、以前の方が支援活動はやりやすかった。

特に「9.11」の後はひどく、
当時、帰国した時の日本人にさえ異様な空気が流れていたらしい。
テロリスト=イスラム教に全世界で報復だ!でしたからね。

TVでは軍事評論家が
「テロリストだけをピンポイントで狙う攻撃なので大丈夫♪」
などというとんでもないことを言っていて、
「じゃあ、お前、そこに行ってみろ」と言いたかった。

ほとんどが山の国なので、報道されているのは報道陣が行きやすい
車で動ける平地。
山の壁面にある村なんて誰も行きません。
普段の人々の暮らしなんてスクープにはならないから報道しません。

アフガニスタンは農業の国でほとんどが農民、食料自給率100%。
願うところは
「三度のご飯が食べられること」
「自分の生まれ育った土地で家族と暮らすこと」
なんてイメージ、日本人は全くもってないと思う。

中村医師自身も、日本に帰って、好きな昆虫採集をして暮らしたい
という気持ちはあるけれども、どうしてそうしないかというと
弾が飛んできた時に「ドクター危ない!」と言って
身体をはって弾よけになる現地の人々がいる。
そんなことされたら帰れないよなあって。

中村医師は西南中学校出身というだけにクリスチャンです。
ほぼ100%がイスラム教のアフガニスタンで、
彼らの信仰も尊重しながら活動されています。
アフガニスタンというのは、高い山が多い
→深い谷が多い→谷ごとに多種多様な民族が暮らしている。
国家として全てを掌握するのは難しく、それを束ねるのがイスラム教。
講演でも「イスラム原理派」などという言葉ではなく、
「大変保守的なイスラム教」という言葉を使われました。

それでいて、ご自身で語られることはありませんが、
その根本には確固としてキリスト教があるんだなあと思ったのは
客席からの質問で聞かれた時に
「神は我らと共にある」という言葉をいつももっている
と静かに話されました。

質問の最初にみなさん賛辞を口にするのですが、
それはすぐに遮って「早く質問を始めてください」と言われます。
「偉大な活動」とか「これからは全ての人々が奉仕すべきだ!」
とかいう茶番的な意見には耳を貸しません。
自分が褒められたり、口で言うだけでは、
それがアフガニスタンのためにはなることはない
と実感されているのだと思います。
「先生の心は愛です!」みたいな意見にも
「いえ、義理と人情です」とさらりと言われる潔さ。

農業面からの支援を志す学生からの質問には
「大人の言うことは信用しないでください」。

社会や政治に疎く、不勉強なsasaでありますが、
情報を安易に鵜呑みにしないこと、
勢いに流されそうな時に立ち止まって考えてみること、
の大切さを痛感しました。

今日は何の日

9月20日は何の日かというと…

高校生の頃は、勝手にお祝いしたりしてたものです。

小田和正さんの誕生日。

おいくつになられたかというと、
66才ですねえ。
還暦過ぎても活躍…みたいな話が少し前にあってたけど、
それも通り過ぎ、古希に向かっていらっしゃいます。

ちなみに、同じ誕生日に誰がいるかなあと調べると、
安室奈美恵さんが同じ9月20日なんですね。
スケートのブライアン・ジュベール(仏)とか。

お誕生日おめでとうございます。

結の懸け橋@平尾でランチ

先月行った外ランチ。
平尾駅すぐの「結の懸け橋」さんです。

外からは中の様子がわからず、開いてるのかも?なのですが、
入って奥に進むと、白壁に木のテーブル&イスのいい感じの店内。
沖縄料理のお店のようで、沖縄そばやソーキそばでいきたいところ、
売り切れと言われて、普通の焼肉定食みたいなの。
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売り切れ続出なのは、ワンコインという嬉しいお値段のせいでしょう。
店内はお客さんいっぱい。
やっぱこのご時世だから、安いのはありがたい…。

安いからお肉が硬いということもなく、お味は普通でした。
ごちそうさまでした。

*結の懸け橋
福岡市中央区那の川2-11-12
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40006868/