今日は、長男のピアノ公開レッスン。
先生の敬愛する先生がスタンウェイが2台あるお部屋で
公開指導する企画でした。
正直ねえ、sasa家、そこまでしなくても普段のレッスンだけで十分なんですけど、
「スタンウェイが2台よ!
他の人に見られながら受けるレッスンって大きな経験になるのよ!
破格のお値段だし!」
と、先生の異常なテンションに押し切られた感じ。
30分4000円もsasaにとっては破格とは思えない…。
価値観は人それぞれですからね。
まあ、そんな事も感じながら、
「表現下手の長男には人に聴いてもらうのも必要だ」
などと自分を納得させながら出かけました。
他の子のレッスンも見て参考にすることも大きな目的で、
少し早めに行って数人拝見。
ほんと人それぞれだねえ。
そんなに上手じゃないけどピアノが大好き!全開の男の子や
サッカーと塾に忙しく、ほとんど練習してないのにそこそこ弾ける子
など、先生ってこんなにいろんな個性に対応してるのね。
聴講も有料なのに、レッスンを聴くためだけに来ている方や、
鹿児島から駆けつけ一日中メモ取りながら聴いている方も。
長男の曲はシューベルト「即興曲2番」で、
あらかじめ全リストは他の方にも知らされているので、
自分の楽譜を持って来て熱心に書き込む方もいらっしゃいました。
今日の先生は、以前バトンタッチで1ヶ月だけ教えていただいた、
とても優しく、いいところをみつけて褒め上げるタイプの方です。
長男のレッスンも、最初「特に言うところないんですけど」
と言いながら、少しずつアドバイスしているうちに
先生、スイッチ入りました。
もちろん、ほんとは直したいところがいっぱいあるわけで、
ペダルのタイミングとか指の方向とか細かいところに指導が入ります。
2台あるので、長男1台、先生1台でがっぷり。
なかなか先生の言う音が出せません。
先生の音って全然違うよねえ。
どうしてあんなにスコーン!と澱みなく響くフォルテなんでしょう。
長男、そつなく淡々と弾くタイプで、フォルテがなかなか出ないのです。
「即興曲2番」は長い曲で同じフレーズも多いから
自分で工夫して展開作らないとねえ。
ご指導により、少しドラマティックに変化したのと、
本人「あのピアノ、音が全然違うねえ」と喜んでたので
まあ、よい経験ということで。
先生「これからもどんどん弾いてね。
ラフマニノフなんか聴きたいわ。ロシア弾いてみようよ。」
う〜ん、そんな情感あふれるのは難所だなあ。
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