Category Archives: おでかけ・イベント

福岡市美術館『tupera tuperaのかおてん』

チケットをいただいてので行ってきました。
かおの絵本などで有名なアーティストですよね。

会場はいろんなパーツを自由に組み合わせて
自分オリジナルのかおを作るコーナーが続く
参加型の展覧会という感じ。

未就学の子供たちとママがあふれていました。

正直な感想を言いますと、
このジャンルに興味・関心が湧きませんでした。
ワクワクしなかったし、楽しくもなかったので
ささーっと通り過ぎて退場しました。

これで孫でもいればまた関心が湧くかもしれないけど、
今のsasaにはこのジャンルの必要性がない。
人ってこういうもんなのね、と自分に呆れました。

その一方、福岡市美のコレクション展にも入場できたのですが、
こちらはかなり楽しかった。
母校の大先輩や地元の画家の作品が並んでいたし、
野見山曉治さんの絵もありました。
野見山さんは事前に緻密に構想を練るのではなく、
描きながら考えていくタイプの画家さんだそうです。
少し前に講演会に伺ったことがありますが、
101歳を迎えた今でも現役で、長崎での展覧会では講演もされるとのこと。
講演会の申し込みは終了していましたが、
絵だけでも拝見したいな。

『琉球』展@九州国立博物館

沖縄復帰50年記念の「琉球」展へ。

沖縄の歴史をたどりながら
染色をはじめ、沖縄の文化財が紹介されています。

紅型など華やかで美しいですよね。

いつものようにちゃんと歴史を理解できていなくて
昔のおぼろげな日本史の記憶を思い起こしながら進む。

琉球王国として自立し、那覇港では海外との貿易が盛んで、
中国といい関係を保ちながら日本ともバランスをとる。
そこに島津氏が目をつけ侵攻し、
江戸幕府に連れて行かれて日本に吸収されてしまい、
戦時中は戦禍にさらされ、現在は基地の島。

文化財をのんきに眺めてるだけでいいのかなあとの
疑問も湧きましたが、
実際にsasaはその歴史に問題意識をもち、
考えるきっかけになったわけだからきっと意味がありますね。

「もっと理解しなさい!」と言う展覧会だったら
頭が固くなって自らの意思では考えなかったでしょう。
というか、行く気もしなかったかもしれない。

佐賀旅帰り

佐賀の名所、御船山楽園。
時期を考えずに動いてるからなんだかいつもシーズン違い。
ここって本来はツツジの名所。
この手前のポコポコしたグリーンのところにツツジが咲き乱れるのです。

帰りに寄ったのは多久聖廟。
艶やかな朱塗りをイメージしていたのが、
意外に暗め。

 

帰路の三瀬は蕎麦の名所で、
中でも人気の「三瀬そば」さん。

たくさんお店があっても、ここだけ駐車場いっぱい。
さすがに美味しかった☆

三瀬そば

九州陶磁文化館

有田はよく行くし、陶磁器好きなのに
ここは大昔に仕事で打合せに行っただけで館内見たことなし。
初めてちゃんと観覧しました。

特別企画展「海を渡った古伊万里〜ウィーン、ロースドルフ城の悲劇〜」が開催中。

ロースドルフ城の場内を美しく飾っていた古伊万里は
第二次世界大戦で無残に破壊されました。

バラバラになった破片をローズドルフ城は破棄することなく保管。

美しかった古伊万里たちの無残な姿に心は折れ、
先が見えなくなったことでしょう。

バラバラになった破片を前に、気の遠くなるようなつぎあわせ作業
そこには戦争への憤りと平和への思い、
未来を信じて顔を上げて再生に向かう意思を感じる展示でした。

常設展には、
充実すぎる質と量の蒲原コレクションと柴田夫妻コレクション。
これだけでも十分に楽しむことができます。

有田焼解説コーナーでは画面上にパーツを配置して
マイ有田焼をデザインするコーナーが。
これが意外にうまくいかなくて、あれこでやってなんとかまとまった。

佐賀旅グルメ

連休は滅多にないのですかさず旅行を入れました。
予定はあまり入れず、基本的には温泉とご飯ののんびり旅。

伊万里でとろ作さん。

とろ作海鮮丼、イクラが神々しいです。

今回のお宿は夜ご飯付きにしました。
嬉野温泉の華翠苑さん。嬉野温泉はお湯がとてもよいので最近のお気に入り。
ワクチン3回接種の近隣県だと、割引&クーポンでお得に泊まれました。

こちら「佐賀牛コース」だったのです。
そのタイトルにしてはお肉の量これだけ?と思ったけど、
悲しいかな、年齢的にこれで十分でしたわ。