Category Archives: ミュージカル・お芝居

muro式.8「2 3 5 7 11 13 17...」

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■日時:2014年11月14日(金)19:00
■会場:イムズホール O列21
■出演:ムロツヨシ、永野宗典・本多力(ヨーロッパ企画)

sasaと子どもたちが一時ハマってたB級深夜ドラマ『勇者ヨシヒコ』。
中でも、なんとも好き勝手に台詞をまわすメレブ・ムロツヨシさんが
このドラマを面白くしていたのは間違いなく、
他の舞台でも何度か拝見したことはあるのですが、
先日トーク番組に出演していた時、その面白さを確信したので、
気になっていた公演です。
昨日になって、お安くお譲りいただくことになり、
バタバタと行ってきました。

コントみたいなのを想像していたのですが、
やはりそこは役者さん、意外にもキチンとしたお芝居でした。
ヨーロッパ企画のお2人との息もあい、掛け合いも絶妙です。

芝居自体は作ってあるのですが、
その中に、アドリブ部分が残してあって、
例えば、「喧嘩して勝つ」と「負ける」のは決まってて、
そうやって勝つか、どうやって負けるかは、毎回アドリブのようなのです。

お互いにどうなるかわからないから
「え~??そうくるか~?」
「これをどうつなげる気だろう?」
と思いながらお芝居を続けていくようです。

そうこうしながら、実はラストはちょっと切なく終わりました。

そして、カテコになりましたが、これが長い!
グッズのPRに、今日の芝居の裏話、昨日小倉まで足をのばしたこと、
などなど。

muro式、今回8作目で、九州初上陸。
昨日今日の2ステージ、チケット完売だったそうです。
ヨーロッパ企画のお2人も「会場が埋まってるの初めて」だったそうです。

人気の劇団や作品はともかく、やはりみなさん苦労されてるのね。

ヨーロッパ企画もちょっと気になってはいたので、
手を広げたくなってしまうなあ。

ムロツヨシさん、やはりトークは抜群に面白く、
一番面白かったのはカテコだったかも。

『LOVE UPDATE』JAY’ED×S.A.D Performers ART SHOW

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■日時:2014年11月7日(金)19:30 
■会場:兵庫県立芸術文化センター

2月以来のシャオチャン。
仕事を休んで駆けつけましたけどね、
う~ん、シャオチャンの登場少なし。

第一部は、オーディションで受かったダンサーたちの発表会。
そこまでレベルの高いものではないし、
子どもたちはまだしも、大人たちの方はねえ…。
これで、普通に9800円ものチケット代払ってるわけだし。

会場の半分以上は出演者席で、普通にチケット購入した人は
JAY’EDのファンくらいでしょう。

JAY’EDって、まったく知らないのだけど、人気の方でしょうか?
確かに、聴いたことのある曲は数曲あったし、
会社の若い子に聞くと、知ってました。

第一部はJAY’EDの曲のCDにあわせて踊ります。
SET LISTを見た時点で、シャオチャンの名前は振付にしかない。
練習の発表会見るためにはるばる来たわけじゃないんだけどなあ。
まあ、若いダンサーを応援するということにしておこう。

なので、第一部はシャオチャンの出演はないと覚悟を決めましたよ。

で、第二部は内容「Secret」と書いてあるの。
きっとここで登場するはず。

と思ってたら、第二部はJAY’EDのライブ状態。
好みのジャンルではないし、
好きでもない曲を延々聴くのは辛い。
「みんなノッていこうぜー」みたいなパフォーマンスにも
全く同調できない…。

お隣さんはノリノリだったから確実にJAY’ED目当ての様子。

で、ほとんど最後に「バラードやります」って1曲やって
遂に遂に!2曲目でシャオチャン登場。

それはもう!渾身のダンスでした。
歌詞の意味にピタリとのせた全身のパフォーマンス。
シャオチャン、表現の人なんだなあって。

この1曲観ただけで、しゃあないなあって気になった。
これ見せてもらえれば文句は言えません。

あとはカテコで端っこに登場。
終始笑顔で、客席を見渡して楽しそう。
この笑顔にもやられちゃいますからね。

今回は総合演出だから、全体をみなくちゃいけないし、
本人が出てる場合じゃなかったようです。

シャオチャン、なんだか前より細い。
お顔もさらに小顔に。

下手に一曲だけ見てしまったおかげで、
かえって欲求不満になってしまった。
もっと見たいよ~!

羽生君

今日はこれを書くべきでしょ。
フィギュアGP中国杯。

6分間練習の時から、
こんなにたくさんの人が、本気で練習してて、
よくぶつからないもんだ…なんてボンヤリ見てたの。
そしたら…。

ずっと起き上がれず、立ち上がると血が流れている…。

いったん奥に戻り、座っている様子も放心状態。

倒れそうな足取りで戻ってきて
リンクを見ながら泣き出すので、
「ああ、もう滑れないから悔しいよね」
と思っていました。

いつも試合前の集中の様子を遠くからカメラが追うよね。
あの時の集中ぶりは、報道陣も寄せ付けないほどだし、
ヘッドフォンで、周りの音も入らないようにしてるし、
一般人にはあり得ないレベルの集中体制でしょう。

あの熱い松岡修造が
「アスリートとしては滑らないでほしい」と言ってましたが、
観客も、滑りを見たい、でも滑らないでほしい
そんな思いで見つめていたのではないでしょうか。

結局、再開された6分間練習に、羽生くんは登場。
歩くのもままならない様子だったのにね。

羽生君の目指すものは、滑ることではなく、
思いを伝えることなのだというのが、
あのフリーで痛いほど伝わりました。

そして、いいなあと思ったのは、結局優勝したコフトゥンが
1位が決まっても全く笑顔を見せなかったこと。
自分の演技にも満足いかなかったようだけど、
2人への配慮が感じられて、さすがは世界のトップアスリートですね。

StarSのオールナイトニッポン

11/20(木)22:00~23:50の「オールナイトニッポンGOLD」
StarSが、レギュラーのゆずに代わってメインパーソナリティをするらしい。

そもそもオールナイトニッポンって、
深夜1:00からの番組というわけではないのね。
GOLDだから?

そもそもラジオには最近縁がないぞ。
そもそもどこかに片づけてるし。
出してこないと!

第8回博多・天神落語まつり

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■日時:2014年11月3日(月・休) 約2時間50分
■会場:キャナルシティ劇場 P列19
■プログラム:なんと落語協会と立川志の輔
■出演:立川志の輔  柳家喬太郎  林家たい平
柳家花緑 桃月庵白酒 三遊亭白鳥 春風亭一之輔
■演目:
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今年も行ってまいりました。
一番人気の志の輔師匠の会。

いつもは、前半に「いかにも前座」って方が混じってるのに、
今回はみなさんハズレなく面白かった。
桃月庵白酒さんなんてもちろん初見で、
そもそも「桃月庵」ってどちら様?って感じだったけど、
お噺はとても面白く、
白鳥さんは、最後は座布団を蕎麦にみたてて捏ねまくるという
やりたい放題。
一之輔さんは、味のある語りと、間がとても良かったです。

個人的には花緑さんがちょっと…だったかな?
噺の間に説明を入れてくれるのは、わかりやすくはあるけれど、
おかげで解説っぽくなって、噺自体の面白味がなくなってしまった。

志の輔師匠は、さすがに圧巻で、45分くらいお話しになったのに
あっという間。
実は落語よりもマクラを楽しみにしていたりしますが、
今回は本論が長めのためか、ささっと落語に入られました。

マクラから本題に落ちるところ、いつもゾクゾクっとします。
羽織を脱ぐタイミングも色っぽくて好き♪

日本人は人情があるのが良いところ、みたいなマクラから入り、
大笑いしているうちに、いつの間にかホロリな内容になり、
会場のあちこちですすり泣きが。

落語はミュージカル以上に年輩の方が多く、
それも男性客が多いのですが、男性たちも目頭を押さえてました。

会場が笑いに包まれているのはほんとによいもので、
噺だけでみんなを幸せにしてくれる落語は素晴らしいなあと
改めて思いますね。