告知をみつけて可愛い予感がしたので行ってきました。
鹿児島睦さん、福岡在住のアーティストさんだそうです。
もともとは陶芸からスタートしたのかな?
ざっくりした温かみのある絵柄が並びます。
太宰府天満宮のお土産や、
竈神社ともかかわりがあるみたいで、
sasaの干支である羊もこんなに可愛い。
陶芸、布、紙…どんどん世界を広げてていて、
ほぼ日とも関係があるみたいです。
知り合いに超おススメされて、
パンケーキ大好きなものですから、
マチソワの間に行ってきました。
こちらですね、16時であればネットで予約ができるのです。
sasaにはジャストにちょうど良いタイミング。
行列ができている中、魔法のように店内へ。
パンケーキwithメープルバター(1600円)
コーヒー(600円)おかわり自由
お高いですよね。
でも、このモッチリ感は好みです。
帝国ホテルの「伝統のパンケーキ」よりも好き♪
結構なボリュームのため、お腹いっぱい。
お腹を空かせてまた来たいお味☆
「はじめまして、ナビ派です。」とありましたが、
sasaにすれば「はじめまして」の三菱一号館美術館でした。
東京の一等地に建つ格式ある建物ですね。
東京だし混んでるのかとヒヤヒヤしながら行ってみたら
朝一番ですと、人も少なめでゆっくり見られました。
あんまり評判高くないのかなあ。
個人的には相当好みの展覧会でした。
モーリス・ドニによる定義「絵とは、色で覆われた平面である」
を読んでから歩を進めていくと
ペタンペタンと置かれた色が絵を構成しているのだ、
と納得します。
展示されているのは、もともと好きなボナールが多かったものですから
こんなにたくさんのボナールを一気に観られて嬉しい。
存じ上げない画家の名前もあって、
それがまた素敵な作品。
ヴァロットンとかヴァイヤールとか。
sasaまだまだ修行が足りないなあと。
何が好きだったかと考えてみると色の組み合わせだったかも。
「そこ、そうくるか~?」みたいな色が並ぶので、
とても刺激的だったのです。
2年前にオルセーには行ったはずなのに、
でも、美術館自体が広すぎて、古美術も彫刻も山ほどあるので、
1回行っただけで自分の好きな作品にたどりつくのも難しいのです。
こうやってテーマでまとめていただく方が
落ち着いて堪能できるのかもしれませんね。
ちなみに、見終わった後、ランチできないかと寄ってみた
横のCafé1894は既に列ができていて入れませんでした。
■日時:2017年2月17日(金)18:30 1幕110分 休憩15分 2幕75分
■会場:シアターコクーン
■作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
■出演:
井上芳雄、小池栄子、瀬戸康史、松岡茉優、
山西惇、犬山イヌコ、山内圭哉、近藤公園、趣里、
緒川たまき、山崎一、高橋惠子、生瀬勝久
王子とケラの組合せが見られるなんてサイコー☆
の期待通りの面白さでした。
sasaの好きな、淡々と過ぎゆく「で?なんなの?」
なたくさんの人が交錯する人間ドラマで、
かつ、今回はラストがなかなかハッピーなエンディング。
役者さんも全員素晴らしいでしょ。
舞台で何度か拝見している方々の上に、
さらに高橋惠子さんまで見られるという豪華ぶり。
王子は客演だし、いちおメインでもあるけれど、
他の先輩芸達者さんに囲まれて、
それも、生瀬さんまでいらっしゃるくらいなので、
肩に力入れずに楽しんでた感じです。
コメディ、というか、人を楽しませることが好きな
エンターテイナーですものね。
途中で、裏の本音を怒涛のようにまくしたてるシーンがあるのですが、
ここでの王子の楽しそうなこと。
いつもの黒王子全開だし、会場はドッと湧くし。
役者さんとしてはずっと後輩の小池さんですが、
堂々としていて、王子との息ぴったりでした。
以前見た時よりもさらにレベルアップしていて、
素晴らしかったです。
姿も声の通りもとてもキレイ。
大好きな緒川たまきさんは相変わらずのコメディエンヌぶりで、
あのすっとぼけぶりがたまりません。
端正な美しいお顔立ちでそれをおっしゃるので
おかしさが増幅するのです。
ずっと以前のTVドラマ『タンブリング』以来、可愛い男の子だなあと注目している
福岡出身瀬戸康史くんは、またまた違うキャラをとてもキュートに演じてらっしゃいました。
あんなに可愛いのに坊主頭みたいな変な髪とダサいファッション。
それでも愛されてしまいます。
きっとお稽古中は、王子と「福岡出身だよね」って話をしたに違いない。
いや、していて欲しい。
瀬戸くんは嘉麻市なので、同じ福岡とはいえ、
王子とは全く接点のないエリアなのですが…。
山内圭哉さんは、コワモテのお顔ながら
それに反する弱気、だけど強く出る役が面白かった。
お話はオリンピック前のお話なので、
さすがのsasaでも記憶にない時代ではあるけれど、
ここまできたら「昭和」でひとくくり。
勝手に懐かしく思う、古き良き時代。
小池さんと緒川さんのレトロなメイド服も可愛く、
ケラお得意のプロジェクションマッピングはエッジがきいてて
心配していた3時間半も問題なく楽しく大満足☆
■日時:2017年2月27日(金)13:00 1幕80分 休憩20分 2幕70分
■会場:日生劇場
■出演:
川平慈英、浦井健治、霧矢大夢、赤根那奈、藤井隆、JKim
深水元基、鈴木福、鈴木蘭々、ROLLY 他
ティム・バートン監督の映画のミュージカル化。
DVDで予習しておこうかと思ったのだけど、
予習不要でした。
初見でもわかりやすく、とても心温まる素敵な作品でした。
舞台自体の色もセットもファンタジーな世界♪
もちろん健ちゃん目当てで行ったのですが、
主役は慈英さんなのね。
思っていたより健ちゃん出演シーンは少なくて、
歌もダンスも基本は慈英さん。
ストーリーはなんでも盛って大げさに語る父親エドワードに
小さい頃は楽しく、ある種憧れて聞いていた息子ウィルも
成長するにつれ、辻褄のあわないことや非常識なことに気付き、
話していること全てがうさん臭く、ウザくて距離をおく。
結婚して子供ができ、父親が病に倒れたことから
久しぶりの再会を果たす、というもの。
どう考えてもおかしな話を声高らかに話す父親。
そりゃあ嫌だよね。
でも、それを周囲が温かく聞いていたのは
エドワードがそれだけ皆に愛され慕われていたからだと
最後は理解できる。
慈英さんは歌もダンスも上手で、キャラが明るいからエドワードにぴったり。
椅子やベッドから立ち上がる時、必ず、足をまっすぐ伸ばしてバネのように身体を起こす。
タップもお上手なんだと思うけど、シューズが普通だったのかしら
見せ場は今一つ。
子ウィルは福くんだったけど、
福くんの演技力をアピールするほどのソロシーンもなく、
歌も普通に上手だけど、ダンスはあまりなく。
でも、「あー福くんだぁ」と見ちゃいますね。
霧矢さんは初見でしたが、歌もダンスもお上手。
特にダンスがキュートでキレッキレでした。
夫エドワードのことも「仕方ないわねえ」と愛情深く、
母親のように包み込む。
鈴木蘭々ちゃんはお見かけすること自体久しぶり。
前半は弾けるお嬢だったのが、後半はお婆さん役だったからびっくり。
でも、それも難なく演じてらっしゃいました。
とはいえ、キュートだった蘭々ちゃんも今や41歳なのね。
ROLLYが出てるのもsasa的には結構ツボで、
あんなキワモノやらせたらROLLY様以上はいないのではないかしら?
登場が少なめとはいえ、
健ちゃんがこの作品全体を温かくしていたのは確か。
父親に反発するのも、その後事実を知って反省するのも
人間らしさが健ちゃんだとごくごく自然。
健ちゃんウィルの気持ちの変化は観客のそれと同じもので、
うんうん、同じく~と共感してしまう。
一番良かったのは、ラストのウィルと怪人カールの対面シーン。
なるほど~。
これだからエドワードって…
と苦笑しながら許せてしまうのは、
ウィルもsasaも客席もだったと思う。
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