Category Archives: 子ども

面談…

日曜日のことだけど、
先日受けた塾の無料実力テストの返却&面談がありました。
夏期講習で通った塾との難易度の違いに、長男がショックを受けた
あのテストです。

テスト結果自体は、難しい分、全体の平均点も低いわけで、
そう驚くべき悪さでもなかったんだけど、
先生の雰囲気がぜ〜んぜん違うの。

最初、若い男の子が「私が本日担当します」
って言うから、新人さんなのかなあと思ってたら、
受験生数学のトップクラス担当の先生らしい。
話がシビア。それにぜんぜんくだけないの。
sasa、せっかく話すなら打ち解けたほうがいいかなあと思って
「部活では先輩から悪いこととかも教えてもらってるようです」
とかふってみたんだけど、ほとんど無視。
「そんな無駄話はいいです」みたいな。
なんか場を和ませようとしたsasaの方がバカな親って感じになっちゃった。

でさあ、怖い話はじめるのよ。
塾は3年生からと思ってるんだけど、
この塾では2年生の間に3年生の勉強まで終わらせ、
3年生ではみっちり受験対策に入るんだって。

ということはね、
3年生から入っても、みんなは既に中学校の勉強は終わっていて
新入りは、ついていけないってことになるのよ。
実際、3年生で入塾テストを受けて、実力的にはOKでも
入ってみたら、わからないし面白くないから、
クラスを下げる子も多いんだって。

そんな話をした後は、先生しばし沈黙。
お話することはしましたから、あとはお母さんの判断で、
みたいな怖い間があるの。

そんな話されたらさあ、ビビるよ。
sasa小心者だし、なんだか心配になってきた。

ピアノの力☆

昨日の夜から長男とケンカ中だったの。
今日の仕事中も気分悪〜い。
美味しい試食をしながらも憂鬱〜。

で、家に帰ってからもお互い折れることなく、
でもピアノの日だったのでレッスンへ。

そこでねえ、
長男の弾くショパンの『ノクターン』を聞いてたら
結構シンミリしてきて、
どうしようかなあ、
ちょっと折れてもいいかなあ、
折れてあげようかなあ、
え〜いっ、もういいやって。

先生からは常に「自分がどんな音を出したいのかをもっと考えて」
というsasa家の最も苦手とする「自己表現」面の課題を与えられるものの、
本人としては『ノクターン』は結構お気に入りで、
表現下手の長男にしては気持ちを込めて弾くの。
それも今日は先生の指導にも熱が入っていて、
レッスン時間大延長の1時間半みっちり。
集中力を切らすことなく真摯に取り組む姿にも感慨深く…。
そうよ、根は素直で真面目な子なんだもん、なんて。
やっぱりsasaの方が大人なんだし、折れることにしました。

レッスン終わって普通に話しかけてやると、長男大喜び。
一応、まだお母さん大好きって気持ちはあるし、
今回、自分が悪かったことはちゃんと承知してるの。

とりあえず今日のところは仲直り。
これも音楽の力だね。

刺激☆

長男、夏休みの間だけ、塾の夏期講習に通っていました。
チェーン塾だけど少人数でのんびりしてて、
長男、人見知りだから、
そこのアットホームさと、あんまりカリカリしてないところが
性格にあってて気に入ってたの。

でも、レベル的にちょっと物足らず、
数学&理科、国語&英語を同じ先生が教えるような
ゆる〜い状態だったなので、
ちょっと他の塾の様子をのぞいてみようかなあと思って
昨晩、他の塾の無料テスト会に参加してみました。
この辺りで圧倒的なシェアの大手塾です。

テスト会終了後、お迎えに行ったらね、
長男、血相変えて車に乗り込んできました。
開口一番「全然違っとった!」。

夏期講習の塾では、
テストといっても問題は簡単だし、
半分くらいの時間に解き終わってたのに、
今回は問題も難しいし、時間もぎりぎりだったらしい。

ほ〜ら、世の中にはこんな世界があるんだよ〜。
デキル上に毎日がんばってる同級生がいるんだよ〜。

短期講習でも、大人数の塾は絶対イヤ!と言ってたのに、
かなり焦ったようで、
ササが試しに「冬期講習行く?」と聞いてみると
否定しませんでした。
井の中の蛙にならなくて良かった。

よい刺激になったようですわ。

中学社会のギモン

先日より、再び中学1年生に戻ったように
長男と一緒に期末テスト勉強中ですが、
社会について大いに疑問あり。

1学期、テスト範囲だった地理を復習してる時に、長男曰く
各地方の代表の1県ずつしか授業では習ってないっていうの。
例えば、九州地方なら福岡県だけ、東北地方なら青森県だけ、
みたいな。
「そんなはずないよ!」と教科書を持って来させると、
確かに長男の言う通り、各地方1県ずつ。
この時点で意味ワカラナイ。
九州の中で福岡だけ取り上げればいいの?
各県それぞれ文化、歴史、地形、産業などがあるわけで、
同じ九州だから福岡と鹿児島が似たようなもん
ってことでもないじゃない?

で、実際、1学期のテストではその代表県しか出なかったの。
でも、ここで心配になったのは、
きっと高校入試には当たり前のように全ての県が出題されるよね?
ってこと。
鹿児島は、熊本はいつ学ぶの?

2学期は歴史。
これも話を聞いてみると、覚える年号が少なすぎ!
「聖徳太子が摂政になった年」とか
「遣隋使を送った年」とか、特に暗記事項ではないみたい。
大化の改新でさえ、怪しいもんでした。

ところが今回、実際のテストではね、
(社会は昨日終了)
習っていない「ヘレニズム文化」が出題されたの。
たまたま前日に、家にあった参考書を一緒に眺めていて
「ヘレニズム文化って覚えとう?」って聞いたら
「そんなの教科書出てこんよ!」と言うので、
「いや、これ大切な文化やけん覚えとき〜」って言ってたものなの。

他に「ローマ帝国から中国に伝わった果物は?」

そんなん知らんがな〜!
もちろん教科書には書いてないし、授業で教えてもらった訳でもなく。
みなさん、わかるかしら?
長男は「オレンジ」と書いたらしい。
調べたところ、正解は「ぶどう」みたいよ。

思うんだけどね、ササたちの時代は、一通りぜ〜んぶ教えて
どこまで覚えるか理解するかは
各自の意欲と能力に任せるっていうスタイルだった。
で、今は、たくさん詰め込むと大変だから、
最低限のところだけ全員に教えて
後はやりたい子はご自由にどうぞ、
っていう考えじゃないかしら?

これが「ゆとり教育」ってもの?

でもね、それだと結局、ある程度は自分でできても、
よほどのお勉強好きでない限り
塾に行ったもん勝ち!なのよ。
家庭学習では無理。

以前、新聞で「収入の高い家庭の子どもの方が学力が高い」
っていう記事を読んだことがあって、
そんなはずない!と思ってたけど、
こういうシステムになってるのであれば納得。
と同時に憤るわ。

激昂!

長男、月曜から期末テストなの。
最近、注意散漫だなあとは思ってたの。
たまに勉強中のぞいても、
机の上にはカッターとコインとかセメダインとか
明らかに勉強に集中してない様子がありあり。

ササの教育方針は、勉強はあくまでも自分がするということ。
塾は3年生になってからと思っているので、
問題集を1教科2冊ずつ用意してるの。
試験前に自分で計画を立てて範囲を終わらせます。

今日、昼間、地域のソフトボールの練習に行きたいというので、
まあ、気分転換にいいかと思って行かせました。
その時、ふと思い立って、
ちゃんと理解できてるのかなあと思って問題集をめくってみると

全くやってない!

やってないだろうなあとは思ってたけど、
見事にやってない!

その上、毎日、勉強はもう終わったと言って
ゲームの時間だけは主張していた!

その時、ちょうど長男が帰ってきたので問いただすと
反論が全くできなかった。
反論できないほどやっていなかった。

ササ、そりゃあもう激昂ですよ。

長男ね、自慢になるけど、理解力はかなり高いです。
ちょっと教えるとささっとできちゃう。
そのことに調子にのってる。
口には出さないけど、
自分はそんなに勉強しなくてもできるも〜ん♪
と図に乗っている。

いかんいかん。
世の中にはもっと自分の頭で考えられる子がいくらでもいて、
その上、もっと精進してる子もいっぱいいるんだぞ!

試験まで明日しかない…。
ササ、明日は地域の予定が入っていて
あんまり見張りができないのよ。
一体どうなるんだ〜!