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ジョイキッズミュージカル『冒険者たち』


■日時:2017年8月6日(日)15:30
■会場:シアター1010 8列4番
■出演:シャオチャン、下村青、子どもたちいっぱい
ビリーに現を抜かす昨今、本命シャオチャンのレビューがこんなに遅れてしまった。

帝劇『ビューティフル』終了が15:10。
そこから駆けつけても開演時間の15:30は過ぎてしまいました。

が、シャオチャンはそんなに最初から登場しないな
という読み通り、しばらく子どもたちの演技が続く。

そして、羽根の生えたシャオチャン登場☆
そして、予想外に、台詞が多い…。
大丈夫かあ、ドキドキしながら見守る。
子どもたちに「あの灯台のところにいるから、困った時は呼んだら飛んでくる」
みたいなことを言って、客席の通路を一番後ろに駆け抜けて行く。

お得意のジャンプはあったけど、
なにせこういうのって子どもたちが主役だからね。
あまり登場は期待できない。

もうお一人のプロ、下村さんはなんとも弾けてた。
ノロイという悪役なんだけど、メイクもすごいし、
やり過ぎなくらい濃いキャラ。
どんどん調子にのって濃くなるから
子どもたちに大うけ。

みんなのお姉さん役の岩立乃衣ちゃんという子が
とても美人さんでした。
子どもとは思えない大人びた顔立ちで、伊藤かずえさん似。

最初に宣言したように、子どもたちのピンチにやってきて
ノロイと戦うシャオチャン・ツブリ。

最後はめでたしめでたしで、シャオチャン、子どもたちを見守りながらニコニコしてました。

終演後、出演者たちみんなロビーに出てきたから
シャオチャンを待ちましたが、
出てくることはなく…。

まあ、こんなもんかな。

BS-TBS「ビリー・エリオットの感動」

今日はほんとは『RENT』大千秋楽だったのだけど、
先週のレミのレビューも書けてないのだけど、
どうしてもこっちが書きたい。

『RENT』から帰ってから、録画してたビリーの番組をチェック。
結構丁寧にストーリーをおさらいするのね。
ストーリーはもうわかってるから、
もっと可愛いビリーちゃんたちを映してちょうだい!
って言いたいけど、チケット販売のための番組だもんね。

ほとんどのシーンは晴翔くんでした。
次に航世くん、次が和樹くんかな。
ステージでの初日、2日目3日目の登場順?

晴翔くんは、メインビジュアルにもなってるし、
なにせ圧倒的なイケメンくんだからと思ってたけど、
ダンスが相当上手だ。
もともと得意なダンスじゃなくても、バレエも綺麗。
その上、歌もお芝居も上手じゃん。
シーンが多いおかげで、晴翔くんのアングリーダンスも見ることができました。
ビジュアルもダンスも一番なのかも。

が、オーディションシーンからして、
キレの良さと、一番形の美しいのは和樹君だと思う。
首の傾け方、手首の角度、かっこいいもん。
ダンスはアルゼンチンタンゴを習ってたのね。
ちょっと変わった分野だけど、
あのポーズの美しさは社交ダンス的な形の良さに通じてる?

力くんは登場が遅いとしても、咲哉くんのシーンは少なかったなあ。
オーディションの時と開幕直前のインタビューの咲哉くんの表情が
大きく変わっていて、成長が感じられる。

まあ、こんな番組見ながらも、ビリーちゃんたちの頑張りに涙涙でしたよ。

そして、ちらちら映る大貫くん。

でもねえ、一番グッとくるのは、ラストの
大人たちが炭鉱に下りていくシーン。
ビリーへの、大人たち、町全体の思いがズシッと響く。
ここ、音楽も最高ですもんね。

タイトルそのままに
「これ以上の作品に出会えないだろう」と思ってしまいます。

 ミュージカル『ビューティフル』

■日時:2017年8月6日(日)12:30 1幕12:30-13:40、休憩25分、2幕14:05-15:10
■会場:帝国劇場
■出演:平原綾香、中川晃教、伊礼彼方、ソニン、武田真治、剣幸 ほか

あんまり期待してなかったのです。
ネットでのブロードウェイ版の評判もあまりよくなく…。
ただ久しぶりのソニンが見たくて。

才能のあるキャロルはパッとしない女の子だけど
モテモテのジェリーとまさかの意気投合。
仕事も家庭もパートナーとなる。

かたやソニン演じるシンシアとアッキー演じるバリーのカップルは
ひっつくようなひっつかないような微妙な距離感で
うまくやっている。

2組のカップルは親友でライバル。

競い合うように出すヒット曲を、人気グループが次々と歌います。
キャロル・キング?って思うけど、実際曲が流れると
知っている曲がほとんどで驚く。

アンサンブルさんたちも歌上手さん揃いなんだけど、
平原さんの歌声はすごかった。
パワーが違う。
それも歌だけかなあと思ったら、お芝居も上手。
ジェリーとの関係に亀裂が入り、大きく傷つていくのは見ていて辛かった。
やはり表現者ですねえ。
ダブルキャストの水樹奈々さんを見たわけじゃないけど、
持って生まれたあの声と歌の技術は、ずいぶんと差が出てしまうのではないでしょうか。

ソニンアッキーカップルは、それはもう微笑ましくてね。
どうもアッキーはアドリブが多くてソニン苦労してるらしいですが、
歌の信頼感は確かなので、絆が固い。
カテコの時も必ず手をつないでるのです。

フィナーレの平原さんの歌は圧巻だし、
とにかくずっと歌が押し寄せる感じ。
エンタメ度高し。

原鶴グランドスカイホテル


お墓参りの便利がよいように、お宿は原鶴温泉でした。
道中に、大雨の被害による土の山や流木を目にし、
ボランティアさんも各地から来ていたようで、
呑気にお盆を過ごしていて申し訳ない気持ちに。

お宿は不思議な様相で、
おそらく以前はリゾートマンションだったと思われる。

普通の玄関ドアで入り、中にはユニットバスと、ミニキッチン。

お料理は夜も朝もバイキング。
お味は特に美味しいというわけでもなく、
修学旅行で食べるような、まあとにかく量はご用意しましたよ、
のレベル。
それでも、バイキングというだけで、子どもたちは大満足なんですけどね。

と話は別なのですが、長男が高校受験でお世話になった塾グループの御一行様が
同宿で合宿。
長男、東京受験までさせていただいてお世話になった塾です。
知り合いの先生もいらっしゃいました。
みんな朝から深夜までみっちり勉強、がんばれ~!

カラオケ50分無料に
卓球台もあったので思いがけずのレジャーもできました。

「ラスコー展」@九州国立博物館


どう誘ってもついてこなくなったので、
子どもたちと出かけるのはお墓参りしかない。
その周辺に観光も取り入れて…。

が、なにせ暑い。
ので、外観光は無理。

九州国立博物館の「ラスコー展」。
興味の有無に関わりなく行ってきました。

「ラスコー洞窟の壁画」歴史で習ったよね。

で、どこにあるんだ?
全く覚えてないなあ。

フランスでした。
ヴェゼール渓谷という美しい景観の中、
地元の子どもたちが偶然に発見したそうです。
その後、観光客の大群が押し寄せたものだから
貴重な遺跡は傷んでしまい、今は入場禁止。

さて、このころの人類は?

アウストラロピテクスとかネアンデルタール人とか習いましたよね。
ここはクロマニョン人の壁画です。
人類の変遷イメージがありましたが、
クロマニョン人で一気に今の人類に近づいています。

で、壁画の再現です。

あ~こういうの教科書にのってたよねえ。
体当たりしてる躍動感のある動物画。
絵を描きたいという欲求は古代も今も変わらないものなのだなあ。
これが実際何年前のものかというと?

2万年前。
想像できない程の昔。

意外にも、子どもたちもみんなで楽しめました。

番外編:
せっかくなので学問の神様太宰府天満宮にお参りしようと
境内前に行くと、こんな看板が。
こんな看板作るほど、ドローンってメジャーになってるのか。