長男がいつのまにかテレビを買っていて
それもメルカリで買ったもんだから
ちゃんとしたのじゃなくて
チャンネル3つしか映らない。
そんな貴重なチャンネルの1つが京都のローカルだったようで
なんと!ヨーロッパ企画がご出演ではないか!
さすがは地元京都。
ラッキー☆
長男がいつのまにかテレビを買っていて
それもメルカリで買ったもんだから
ちゃんとしたのじゃなくて
チャンネル3つしか映らない。
そんな貴重なチャンネルの1つが京都のローカルだったようで
なんと!ヨーロッパ企画がご出演ではないか!
さすがは地元京都。
ラッキー☆
とりあえず感想だけ。
楽しかった〜。
王子の素晴らしさと楽しげな表情にも満足。
原作知らないけど、シェイクスピアのコメディかな。
そして曲がとてもいい。
他のミュージカルとか曲調が違うのよ。
洋物なのに和風のテイストもあり、
アイルランド風の楽しげな曲もあり
切ないメロディーも。
博多座来てたら通ってたな。
以前のお仕事でセンスがよくて大好きだったデザイナーさんが
「野見山先生から学べるので九産大にしたんです」
と言ってたことがあって、
注目していた画家さんです。
先述の展覧会に行ったのも
この後援会が目当てでした。
御年98歳。
よろよろしながらも意志のしっかりしたお姿。
さすがに2時間話し続けるのはきついだろうなあと思ったら
学芸員さんとの掛け合いでの講演会でした。
テーマは「なぜ絵を描き続けるのか?」
最初は「どうしてでしょうねえ、特に理由なんかないですよ」
みたいなスルリと逃げられます。
学芸員さんの質問にもゆっくり長い時間かけて
お返事されるのでお話も上手みたい。
東京在住だけど糸島にもアトリエがあって
数年前までスキューバもされていたという。
先生への質問が募集されて
sasaも書いてお渡ししました。
絵を見るのは大好きなのに
まったくもって絵の才能の無いsasa。
物を見たとしても、それを描いてもカタチにならない。
「物をみてササッとカタチの取れる人と
なんとも描けない人との違いはなんでしょう?」
学芸員さんが質問を採用してくれました。
その直前のお話が、画家の名言で
絵の上手な人は物を見ている、下手な人は眺めているだけだ
みたいな言葉からの流れで取り上げてくれた質問でしたが。
先生の答えは
モノを描けばいいというものではない、
モノの力をいかに表現するのかが大事。
絵を描くというのは、持っている力がどうやって出るかの訓練。
う~ん、回答のレベルが違っていました。
sasaにとっては、どうして見たものをうまく描けないんだろう
という素朴な疑問だったのですが、
先生には「カタチが取れない」の意味がわからなかったのかもしれません。
カタチが取れるなんていうのは当たり前のことで、
それが良い絵かそうでないかの違いとは?
に話がレベルアップしていました。
最後はこれからの夢は?
みたいな質問になって、
「絵とは何かという答えをみつけて描き続けている」
というなんとも素晴らしい着地。
前々偉ぶったところがなく
ふわりふわりと交わしているようで、
でもきっと最後はちゃんとテーマの答えを用意してくれているという
先生の頭の良さと優しさを感じました。
講演会前にロビーでいただいた白桃パフェ。
簡易なカフェですが、そこはホテルオークラのお店。
派手さはないけど、ものすごく美味しかった。
九州産業大学といえば芸術系で有名ですし
以前の企画制作のお仕事でも、出身者がたくさんいました。
大学創立60周年記念にあたり
その大学の美術館が所蔵する作品の展覧会です。
九州国立博物館のエントランスにある会場で
無料で観覧できました。
素敵な作品がいっぱいあって
大好きな香月泰男 ※撮影OKでした
坂本繁二郎
熊谷守一
など。
他にもマティスとかピカソとか。
タイトルがいいですねえ。
「名品は師なり」
華やかなみどころのない筑豊地区。
墓参りの後に寄ったのは、
田川市石炭・歴史博物館。
博物館周辺には堅坑櫓や
二本煙突の近代化産業遺産など。
正直、最初は乗り気じゃなかったんだけど
ここに世界記憶遺産に登録された
山本作兵衛コレクションが所蔵されると知って
俄然やる気に!
撮影はできませんが、このコレクションすごかった。
絵だけでなく、細かい解説がびっしり書き込まれていて
ヤマの人々の服装や道具、生活、坑道の堀り進め方、
仕事する体制、当時の社会情勢など、
とても細かい。
かといって、堅苦しくもなく
漫画のように気楽に読める。
ほおほおと感心しながら読んでしまいます。
残念ながら全部を読むのは時間が足りず。
誰かが留めておかなければ忘れられてしまう歴史です。
世界記憶遺産に認定されたのはこういうことだったのねえと思う。
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