Author Archives: Sasa

老母に対して

ちょっとしたことだけど書いておこう。

先日のびっくり市にて
おばあさんに軽くぶつかってしまい、
そのおばあさんがいつまでも背中をさすっている。
強く当たったわけでもないけど、
もしかしたら背中が悪くてそこに当たってしまったのかも、
と平謝りしていた。

すると、横にいたsasaと同世代の娘さんが
「いいんです!いつも大げさなんで気にしないでね」
って。
そしてふらふら歩いていて、恐らく痴呆も入っているおばあさんに
「いつも大げさなんだから」と怒っている。

これについて、sasaが思ったのは、
もちろん、冷たい娘さんだなあとかではなくて
自分の母親があんなになったら、
同じく厳しく当たるだろうなあということ。
遠くに住んでてたまに会うなら優しくもできようが、
近くでずっと一緒にいたら、イライラして厳しくもなろう。

もともと心配性で悪い方に考える性格なので
最近いろいろと考える。

直方がんだびっくり市

県内の直方市というところにびっくり市というのがありまして
名前は有名だけど行ったことなかったの。
今週のドライブはそちらへ。

昔からある施設だけに
入口からこんなインパクトのある外観。

中もこんな風にがちゃがちゃ。

食品の他に、なぜかカーテンとか靴とか
なんでもありです。

コロナの衛生面は大丈夫かあ?
と思うような食堂で

お昼はビビンバ(500円)。

お肉自慢の施設ですが、お肉はそれほど安くなく、
でも、お野菜は安かった。

近くの「紅葉の森」では、まだ新緑のライトグリーンから、
軽く色づいたオレンジ、真っ赤と
紅葉のグラデーションが美しい。

インスタでみつけたおしゃれなチョコレート専門店で

「アイスショコラショー」という名のココアか?

母娘旅行で思うこと その2

もうひとつ思ったことを書いておこう。

これは、以前旦那のお義母さんと話していても思ったことだけど、
お年寄りというのは昔話が大好き。

sasaの両親は仲良かったわけでもなかったのに、
母は「パパはこうだったねえ」とよく話す。
そして、パパのよくない思い出を笑いながら話してたら
「もっといいい思い出はないと?」と不満そうにする。

母自身についても、
学生時代のことや、たった2年だけど働いてた時のことなど聞くと
嬉しそうに勢いよく話す。
若くて生き生きしていた頃のことって
今も輝いているのだろう。

ちょっと前にお義母さんと話している時にそう感じたのだけど、
実母についても同じなんだなあと思った。

昔のことなんてそんなに話したことないから
知らなかったことも多い。
話すだけで楽しいなら
聞けるうちに聞いておこう。

母娘旅行で思う

5日間も一緒にいたわけですが、
イラっとすることはあっても
まあそれは母もあったでしょうし、
思ったより問題なくケンカもせずに過ごしました。

というのも、母はもともと旅行の時は絶対に一人部屋で
お友達とでも、父とでも部屋は一人を貫いていたらしい。
なので、今回もシングルのない宿坊以外は
一人部屋にしたのです。

おかげで、観光の合間とか、夜寝るときも、
お互い一人で伸び伸び。
最初は一緒に旅行するのになんで?
って思ったけど、
朝から晩までず~っと一緒だと
いくら母娘でもストレス溜まるよね。

そしてね、娘と旅行で大喜びの母。
旅費はsasaより多く出したけど、
ほんとは全部出すつもりだったらしい。

確かに、sasaだって息子がつきあってくれるなら
喜んで出すわ。
子どもと旅行できるなんて最高に幸せだもんね。

なんか、そう思うとね、
親って切ない。
一緒にいるだけでこんなに喜んでくれるなんて。

それとね、
やっぱり元気なようでいて足腰弱ってる。
sasaは旅行をフルに楽しむ性格なので
連日相当歩いた。
できるだけゆっくりと速度はあわせたつもりだけど、
毎日1万歩以上歩いたのをよく頑張った。

こんなに動けるのもあとどれくらいか、
それに、残念ながら先にいなくなるのは母だろう。
母がいなくなることが遠い先ではないことを実感し、
悲しくなってきた。
自分がこういう気持ちになるとは思ってなかった。
歳のせいかなあ、うん、年齢は確実に影響してる。

これが痴呆が進んだり、介護になったりしたら
こんな甘いこと言ってられなくなるんだろうけど、
知識が浅いし、自分が正しいと思ってるし、文句が多い母ですが、
できるだけ元気で長生きしてほしい。
これまでより大事にしなくちゃという気がしている。

次男に会う。

なにせ和歌山遠かったものですから、
初日と最終日は移動のみ。

そんな最終日に、ちょうど高野山から関空までの途中に住む
次男に会うという予定をぶっこみました。
孫が命!のおばあちゃんにとっては、
最終日の一大イベントです。

次男のお家を見学して
大学にも行ってひと歩き。
幸い、次男のお家はテレビであるような汚部屋とかではなく
こぎれいにして、
少ない生活費から
動画の映写機やソファなんかも
リサイクルショップでうまいこと手に入れて
楽しく暮らしている様子。

3人でお昼を食べて滞在時間は2時間ほど。
孫に弱いおばあちゃんからお小遣いもらって
次男も上機嫌。

すぐに関空に移動してピーチに乗って福岡に帰着。

4泊5日の母娘旅行が終了しました。